美容師


資格名 美容師   
 資格の種類 国家資格         主催(試験) 公益財団法人理容師美容師試験研修センター
資格の概要  「美容師」になって働くには国家資格を取得しなければなりません。厚生労働省指定の美容専門学校で、昼間部2年、夜間部2年、又は通信科3年のいずれかを修了すれば国家試験の受験資格を得ることができます。

一般的には、高校卒業後、美容師になるための2年制専門学校に進学し、卒業するのがもっとも確実で近道です。在学中に必要な知識と技術を習得し、国家試験に臨みます。試験に合格すると美容師免許の交付を受けられます。
美容師法という法律では、美容とは「パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう」と規定されています。美容師には、美容の技術だけでなく、パーマなどに使う薬品の知識や伝染病予防などに関する衛生知識も必要になります。さらに、日本髪の結い方や着物の着付けなどの技術を身に付けることも必要になります。
就職先としては、ほとんどが美容室です。就職後の数年間はここでアシスタントとして修行することになります。修業期間中の仕事は、シャンプーや掃除、スタイリストの手伝いなどが主になります。数年の修業のあと、スタイリストへの昇格試験をうけることになりますが、スタイリストにパスし、さらに経験を積めば独立して自分のお店を開業する道など、多様な活躍の場が広がります。
美容業界も高齢化社会を迎え、福祉の分野において美容師の需要は伸びてくると考えられますが、その反面、低価格化が進むことは避けられないでしょう。ただ、今後も美容師の需要がなくなることはないと思います。

※美容室の数は平成23年度時点で約228,400店舗となり、美容師の数も年々増えて、2012年には47万人を突破しました。


理容師養成施設・美容師養成施設の入所等について
http://www.ribikyoiku.or.jp/narumade/
主な理容師養成施設・美容師養成施設の一覧
http://www.ribikyoiku.or.jp/yousei/
試験方式  ●学科試験と実技試験で構成されています。
・学科試験
  出題数50問 100点満点のテスト
・実技試験
  技術の審査と、衛生面の審査とにわかれます。いずれも減点方式の採点です。
  試験はカット技術と選択課題の2項目に分かれています。選択課題は3種類ある技術の中からどれが出題されるか事前に発表されます。
・合格基準
 【筆記試験の合格基準】
次の@Aの両方の条件を満たしている場合に合格となります。
 @50問中60%以上の正答率であること
 A関係法規・制度、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、美容の物理・化学、美容理論の何れの課目においても無得点がないこと
 【実技試験の合格基準】
次の@Aの両方の条件を満たしている場合に合格となります。
 @衛生上の取扱試験
  減点が30点以下であること
 A基礎的技術試験
  第1課題 カッティングの減点が40点以下であること
  第2課題 ワインディングの減点が50点以下であること

美容師実技試験課題別審査マニュアル
衛生実技試験審査マニュアル
受験資格  ・美容師養成施設で、次の課程のいづれかを修了した者
  1.美容師養成施設で、次の課程を修了した者 
【平成10年4月1日以降に入学した者】
  昼間課程 2年以上  夜間課程 2年以上  通信課程 3年以上
・美容師養成施設で、次の課程を修了した後、1年以上の実地習練を経た者
【平成10年3月31日以前に入学した者】
  昼間課程 1年以上  夜間課程 1年4ヵ月以上  通信課程 2年以上

※平成14年3月31日までに1年以上の実地習練が終了していない者については、受験資格はありません。
※原則として高校卒業後、美容師養成施設において、昼間・夜間課程共に2年以上、必要な知識及び技能を修得した者、その他となっています。
 試験科目
 【学科試験】
・関係法法規・制度
・衛生管理(公衆衛生、環境衛生、感染症、衛生管理技術)
・美容保健(人体の構造及び機能、皮膚科学)
・美容の物理・化学
・美容理論
 
 【実技試験】
1.美容の基礎的技術
  ・第1課題 カッティング              20分
  ・第2課題 オールウェーブセッティング     25分
2.美容を行う場合の衛生上の取り扱い
  ・用具類の衛生状態及び衛生上の取り扱い
※実技試験で必要になる器具や用具は持参する。

【科目免除等】
・筆記試験のみに合格した場合、翌年の試験に限り筆記試験が免除されます。
 実技試験不合格の場合、翌年は筆記、実技の両方を受験する必要があります。
・実技試験のみに合格した場合、翌年の試験に限り実技試験が免除されます。
 筆記試験不合格の場合、翌年は筆記、実技の両方を受験する必要があります。
スケジュール  ・申込時期: 5月 11月
・試験時期: 年2回実施(実技:8月 筆記:9月  実技:2月 筆記3月)
・申込方法: 受験願書、卒業証明書、写真などを理容師美容師試験研修センターへ郵送する。
・合格発表: 9月下旬頃、3月下旬
※筆記試験と実技試験がそれぞれ年2回実施されますが、試験日程等については、5月上旬と11月上旬に実技試験課題等も含めて発表されます。   公式サイト http://www.rbc.or.jp/index.html


第36回理容師・美容師国家試験日程  
・試験日:(実技)平成29年8月1日(火)〜   (筆記)平成29年9月3日(日) 
・受験申請受付:平成29年5月8日(月)〜29日(月)
・合格発表:平成29年9月29日(金) 
試験会場   【筆記試験】全国各地の15会場
北海道、岩手県、宮城県、埼玉県、東京都、神奈川県、石川県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
 【実技試験】全国47都道府県の指定された会場
全都道府県で実施
 受験料 ・受験手数料:(実技・筆記)28,500 円  
 但し、実技試験のみを受験する場合は 14,700 円。  筆記試験のみを受験する場合は 13,800 円。
※合格後の資格登録
 免許申請 手数料 5,800円、登録免許税 9,000円
資格 難易度  ・難易度  「C」やや易
・合格率  第35回理容師・美容師国家試験結果 ⇒ 詳細
       (美容師) 合格率 89.1%  受験者数18,526名 合格者数16,498名
       
※参考データ
・第34回理容師・美容師国家試験結果 
       (美容師) 合格率 56.0%  受験者数5,148名 合格者数2,884名
・第33回理容師・美容師国家試験結果 
       (美容師) 合格率 89.1%  受験者数18,376名 合格者数16,365名
・第32回理容師・美容師国家試験結果
       (美容師) 合格率 60.5%  受験者数5,054名 合格者数3,056名
・第31回理容師・美容師国家試験結果
       (美容師)合格率 88.9%  受験者数18,584名 合格者数16,516名


【資格の難易度レベル・難易度ランキング】
美容師の国家試験は、基本的には美容学校で学んだこととほぼ同じと考えて問題ありません。実技レベルが上達していれば、試験の難易度はそれほど高くありません。ただ、2月の試験合格率は大体80%程度で、8月の試験は50%前後と、2月の試験より難易度は高くなります。しかしこれは、実際に試験自体の難易度が上がっているわけではなく、2月に不合格だった人が受験するためにそういう数値になるのです。
 受験対策
 &
資格の将来性
試験対策として、筆記試験に関しては過去に出題された過去問とその解答の内容を見ておくこと。問題と対比してその解答の内容を理解しておくことは重要です。それ以外では、授業ではまじめにしっかりと勉強することです。名称を答える問題などが出ますが、この種の問題では確実に解答出来るようにしておかねばなりません。これだけで筆記試験の合格点は取れるようになります。
学科試験は100点満点、問題数50問のテストです。合格点は60点以上(但し、0点の科目が一科目もないこと)。
科目は、
1.関係法規・制度(5問) 
2.衛生管理 15問 これは公衆衛生について、消毒について、感染症についての3つに分かれています。 (各5問)
3.保健   10問 人体の構造および機能と皮膚科学に分かれています。 (各5問)
4. 物理化学 10問 物理と化学・香粧品化学とに分かれていますが、物理が2問、残りが化学・香粧品化学。
5.美容技術理論 10問
どの科目も出題方法は4択、マークシート方式です。

また、実技試験に関しては、技術の審査と衛生面の審査とにわかれていて、特に衛生面での勉強が多くなります。受験生自体の衛生面(服装や爪、消毒など)、使用する道具などの衛生状態や取り扱いなど、大変細かい上に、間違った時の減点が大きいので、やっかいなのは衛生面のように思います。
実技試験に関しては、本番までに何度も練習を繰り返しておくことが合格への一番の方法です。何度も練習して繰り返すことで早く、確実にできるようになり、また本試験でも緊張したり、あわてたりすることがなくなります。
結論として、学校の授業でまじめにしっかりと勉強し、実技はくり返し、繰り返し練習しておけば、合格できる試験だと思います。
美容師は、美容院以外に、結婚式場やホテルなどの他、テレビ・雑誌・CM業界などでヘアデザイナーとして働いている人もたくさんいます。また3年以上の実務経験を積んでいれば、講習を受ければ管理美容師の資格が取得できます。こうなれば、国内外に自分の店を開いてヘアデザイナーとして活躍する夢も大きく広がります。
美容師として成功するには、もって生まれたセンスの良さと地道な努力で身につけたハイレベルのテクニックが決め手になると言われています。


※美容師国家試験の受験者数は、平成16年から17年をピークに減少に転じています。平成24年2月に実施された美容師国家試験の受験者数は17,884人でした。
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教材 
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問い合わせ先  〒135-8507 東京都江東区有明3-7-26   有明フロンティアビル B棟9F  TEL 03-5579-0911
財団法人 理容師美容師試験研修センター 本部(各都道府県に支部あり)  http://www.rbc.or.jp/

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