CFA協会認定証券アナリスト


資格名 日本語名:CFA協会認定証券アナリスト(Chartered Financial Analyst)  
 資格の種類 国際資格(民間)     ※CFA Institute(CFA協会)認定
資格の概要 
CFA(Chartered Financial Analyst)は、金融や投資の分野における証券分析および運用アドバイスにおいて世界的に認められている専門資格で、非常に高い権威があり、金融業界の”グローバル・パスポート”といわれ、投資に関する広範な知識のほか、分析力や倫理観も問われます。
試験に関しても、複雑化とグローバル化の進む投資運用実務を反映して、高度な水準の試験が実施されています。そのため、世界規模で展開をおこなう金融機関の多くは、CFAの有資格者を金融プロフェッショナルとして高く評価しています。2013年現在、CFA資格保有者は全世界で累計で147カ国に約125,500名、そして日本国内では1,067名(2010年11月現在)の資格者がいます。

CFA試験は、級がLevel 1からLevel 3まで 3つのレベルが設けられています。そして各レベルに合格するには普通最低でもそれぞれ300時間の勉強が必要とされています。合格後の登録には、投資の意思 決定過程における専門的な実務経験が4年以上必要。

CFAの認定を受けるためには、以下のプロセスが必要となります。
・Level 2、3試験に年1回合格、Level 1試験に年2回合格すること。
・投資分野における4年以上の実務経験
・CFA Instituteのメンバーに加入すること。


◆ 「CFA協会認定証券アナリスト」資格試験関係情報
・CFA協会が発表したところによると、2015年12月に実施した同協会認定証券アナリスト(CFA)試験で、レベル1の合格率は43%と、昨年6月の試験での42%を上回った。2010年代に入っての最高は14年12月試験の44%だった。昨年12月の受験者数は1年前の試験に比べ11%増え、5万2300人を超えた。⇒詳細

・協会認定証券アナリスト(CFA)2015年6月試験の出願者数が過去最高記録を更新しました。
 協会発表によると3つのレベルを合わせての出願数が15万9,889名、前年6月の出願者数を7.4%上回りました。     174カ国からの出願者の内訳はアジアが43%、米州が35%、欧州・中東・アフリカからが22%でした。
 日本国内における受験者は前年比11%増の1,246名でした。
試験方式  ・試験形式:マークシート+記述式+短答式
・出題:Level 1とにLevel 2はすべて多岐選択式の問題です。Level 3は半分が多岐選択で、残り半分が論実式/記述問題となっています。
  Level1: Multiple Choice(マークシート方式)/午前120問 午後120問 合計240問(3つの選択肢から正解を選択します)
  Level2: Item Set(マークシート方式)
  Level3: 50% Essay (論述・短答式)  50% Item Set (マークシート方式)
※各レベルとも試験時間は午前、午後ともに3時間で計6時間。
※試験は英語で行われます。
(合否基準)
合格、資格取得には、投資分析関連での実務経験4年以上、CFA Instituteの正会員になる、全レベルの試験に合格しCFAプログラムを完了する、などが必要になります。
受験資格  受験プログラムに登録すれば誰でも受験できますが、資格を付与され登録されるには以下の3項目の条件が必要。
・原則として4年制 大学卒業以上の学位もしくは同等の金融関係での実務経験
※必ずしも投資に関する内容でなくても良い。
・1〜3レベルすべてに合格
・CFA協会が規定する倫理規範と職務行為基準を遵守する誓約
・CFA協会への申請と会員登録

※詳しくはこちらで確認下さい。
 試験科目 @Ethical and Professional Standards (職業倫理)
AInvestment Tools (投資ツール)
BQuantitative Methods (計量分析手法)
CEconomics (経済)
DFinancial Reporting and Analysis (財務報告および分析) 
ECorporate Finance (コーポレート・ファイナンス)
FAsset Classes (資産クラス)
GEquity Investments (株式投資)
HFixed Income (債券)
IDerivatives (デリバティブ)
JAlternative Investments (オルタナテイブ投資)
KPortfolio Management and Wealth Planning

※国際会計基準が中心の会計制度など、国際的な基準や制度が含まれ、投資に関する幅広い専門的知識が求められる。
スケジュール  【試験日】Level1  6月・12月(年2回) Level2/Level3  6月(年1回)  
※日本(東京)でも受験できます。

【受験の流れ】
@最初に受験者がCFAプログラムへの オンライン登録を行います。 
ACFA Instituteから 受付を通知するEメールが2〜3日以内に届きます。また、申込時にハードコピーのカリキュラムを指定している場合、これらが後日郵送されます。
BLevel 1 の場合、6月、12月の第一週の日曜日、Level 2、3 の場合、6月の第一週の日曜日に受験します。
CCFA Instituteから約2ヵ月後に合否の通知が届きます。
試験会場  ・ 全世界で196カ所   ※日本では東京が試験会場の一つになっています。
受験料  ・初回受験=$1,110〜1,435、2回目以降=$710〜955(申請時によって金額が異なる) 

(例)2016年12月試験
@Program Enrollment (登録料) (新規のLevel 1受験者のみ):US$450
AExam Registration (受験料)
第1次期限 (US$620) 第2次期限 (US$825) 最終期限 (US$1,210)
・合計(@+A)
第1次期限 (US$1,070) 第2次期限 (US$1,275) 最終期限 (US$1,660)
※詳しくはこちらで確認ください。
資格 難易度  ・難易度  「A」難関
・合格率  平成29年6月試験結果:レベル1 合格率43.0% (受験者数59,627名)
                       レベル2 合格率47.0% (出願者数約189,000名)
※CFA協会の発表によると、平成29年6月試験で3段階のうちレベル2(第2段階)の合格率が2006年以降で最高となりました。試験の合格率はレベル1(第1段階)の合格率は43%で変わらずでしたが、レベル2は47%と、前年の46%から上昇しました。レベル3(第3段階)の試験結果は8月に発表されます。

※参考データ
・平成28年12月試験結果:レベル1 合格率43.0% (受験者数59,627名)
CFA協会の発表によると、平成28年12月試験の受験者の地域分布は、中国本土(14,181)、米国(12,187)、インド(6,357)、カナダ(4,210)、イギリス(3,790)香港(2,210)、シンガポール(1,577)、南アフリカ(1,327)、アラブ首長国連邦(1,207)でした。
・平成28年6月試験結果:レベル1 43.0%  レベル2 46.0%  レベル3 54%  
平成28年6月試験への出願者数は全体で17万人超(前年は16万人)と過去最多でした。
・平成27年6月試験結果:レベル1 42.0%  レベル2 46.0%  レベル3 53.0%
・平成25年6月試験結果:レベル1 38.0%  レベル2 43.0%  レベル3 49.0%  
・平成25年12月試験結果:レベル1 43.0%(受験者数45,700名 対前年同月6.7%減少)
※2015年12月のレベル1試験は、世界40か国、71都市に設けられた102ヵ所の試験会場で実施されました。試験の受験者数が最も多かった国は、米国(1万1,676人)、中国(9,502人)、インド(4,991人)、カナダ(3,890人)、英国(3,718人)、香港(2,110人)、シンガポール(1,591人)、南アフリカ(1,257人)、そしてアラブ首長国連邦(1,179人)でした。
※レベル1.2.3の過去10年の平均合格率はそれぞれ39%、44%、53%となっています。
 受験対策
 &
資格の将来性
米国を中心にCFA資格のステータスは非常に高く、特に海外の金融機関では、採用条件としてCFAまたはMBA保有者を挙げられることが多くあります。日本では専門的な知識に加え、高度な英語力を備えている証にもなっています。また、CFA資格が世界的に認知されている背景の一つに、専門的かつ高度な知識や能力の上に職業倫理を重視していることがあります。さらに、このことが顧客からの信頼にもつながっているのです。

この資格は、一般に「証券アナリスト」と呼ばれる日本証券アナリスト協会が認定する資格とは全く異なります。一番の相違は、その資格の難易度です。
CFA試験は英語で3次試験まであり、試験を途中であきらめる人も多いと言われるくらいの難関で、日本人で合格する人は受験者の2〜3%に過ぎません。学習に要する期間も平均4年以上は必要と言われ、受験する人の能力レベルも高く、受験生の多くが大学院生です。それにもかかわらず、1次試験の合格率が35%程度、2次試験40%、3次試験50%程度で、最終試験では最初の受験者の7〜8%しか残っていないという状況から考えて、このサイトでは税理士より試験の難易度は高いと判断しました。

1次試験と2次試験は選択式ですが、3次試験では、午前中の3時間でポートフォリオの運用理論について筆記で持論を展開しなければなりませんが、これが英語であるため難易度がグーンと上がります。これが日本人の合格者が少ない原因の一つにもなっています。
受験予定者はCFAの難易度と、それなりの覚悟が必要な資格であることを認識しなければなりません。学習必要時間の目安として、2500時間以上は必要という認識をもったほうがよいでしょう。

記述問題対策として、その解法テクニックを学んでおく必要があります。レベル1・2の25%は会計がらみの問題なので、証券投資に関する知識はもちろんのこと、英文会計の力も必要です。また出題が英語なので、同時に相当高度な英語力も必要です。

試験対策としては、この試験は出題範囲が非常に広いですが、学習すべき論点がはっきりしているため、日本語で書かれているテキストや、日本語による講義が有効です。また過去問が公表されないため、徹底した問題演習(英語)が必須で、できれば疑問点を質問できる環境が理想的だと言えます。また、各Levelにより出題形式が異なる(Multiple Choice、Item Sets、Essay)ため、それぞれの出題形式に合った対策も重要になってきます。
各レベルで約300時間の学習時間が目安とされ、すべての試験に合格するには、平均で4年を要します。なお、CFAプログラム・パートナーとして日本の大学では、一橋大学大学院、早稲田大学大学院、青山学院大学大学院がパートナーシップを締結し、CFA資格をめざす人たちに最適の教育機関として認定されていますので参考にして下さい。

仕事は、投資の意思決定過程において、財務的、経済的、統計的データを収集し、評価、活用するInvestment Professional です。データを企業分析に活用し、ポートフォリオの運用・管理や投資助言を行うなど、証券会社の証券調査部門、銀行の審査担当、企業のM&Aの専門家、その他証券投資、投資意思決定に関わる業務などに幅広く活躍できます。
高度な金融技術やノウハウに通じている証明になるこの資格には非常に多くのニーズがあります。海外投資部門でのリーダーとしての役割の他に、投資ファンドのファンド・マネージャーとして独立することも可能です。ただ、MBAと違い、より金融に特化しているため、金融に関してはMBAよりも有利だとも言われています。

(参考)
・証券アナリストの国際団体「CFA協会(本部:米国)」によると、CFAプログラムはグローバルに認知された大学院レベルのカリキュラムで、実際に役立つ投資分析の理論と実務に関連付けられ、倫理規範や業務行為基準を重視している。そのため、CFA資格を取得するためには、受験者は3段階レベルの試験に順次合格しなければならず、各レベルの受験準備に要する学習時間は平均300時間を超える、さらに4年間の適切な職務経験を積まなければならない。CFA受験者は全ての必須試験に合格するまでに一般的に3年以上を費やすと言っています。そしてさらに、資格を保有するにはCFA協会の論理規範及び職業行為基準を厳守する誓約をし、当協会に入会しメンバーになる必要があるのです。
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問い合わせ先  CFA SocietyofJapan(日本CFA協会)  03-3517-5471
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-3-8共同ビル(昭和)
   http://www.cfaj.org/Pages/default.aspx   https://www.cfainstitute.org/pages/index.aspx

        
 
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