| 資格名 |
キャリア・コンサルティング技能士 |
| 資格の種類 |
国家資格 (国の技能検定制度の一つ)
※試験は特定非営利活動法人「キャリア・コンサルティング協議会」が実施 |
| 資格の概要 |
「キャリア・コンサルティング技能士」は、平成22年4月現在136職種ある国の技能検定の一つで、平成20年2月の省令改正によって新たに追加された技能検定です。働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的とし、職業能力開発法に基づいて実施されています。仕事は職業選択や職業能力開発について相談に応じる専門家です。
試験はその技能と知識を問うもので、 試験に合格すると試験等級に応じて「キャリア・コンサルティング技能士」の称号が付与されます。試験等級は1級と2級がありますが、平成22年現在、1級はまだ実施されていません。 |
| 試験方式 |
・試験は、学科試験と実技試験で構成されています。
●学科試験
・四肢択一式のマークシート方式(50問、100分) ※100点満点で70点以上で合格。
●実技試験
1)論述試験 記述式による解答(1事例、60分)
2)ロールプレイおよび口頭試問(1事例20分+口頭試問10分) ※100点満点で60点以上の得点で合格。
・ロールプレイは、受検者がキャリア・コンサルタント役になり、相談に対応します。事例の内容については、事前に例示された5事中から一つが出題されます。 ※100点満点で60点以上の得点で合格
※試験は学科、実技試験それぞれ単独で受検可能です。
※特例講習修了により学科試験免除の適用を受け、実技試験のみを受検申請しようとする場合は、以下の2つの方法があります。自分の都合に合わせて申請できます。
1. 特例講習修了後に、受検申請書に特例講習修了番号を記載して受検申請する。
2. 特例講習修了前に、実技試験のみ申請する。実技試験が合格したら、あとから特例修了の申請手続きをする。
※技能検定以前の特例講習については平成25年度までは開講される予定です。 |
| 受験資格 |
●1級
1. 10年以上の実務経験を有する者
2. 学校教育法による大学において検定職種に関する科目について20単位以上を修得し、卒業した者で、9年以上の実務経験を有するもの
3. 標準レベルキャリア・コンサルタント養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者で、9年以上の実務経験を有するもの
4. 学校教育法による大学院において検定職種に関する科目について8単位以上修得し、修了した者で、8年以上の実務経験を有するもの
5. 標準レベルキャリア・コンサルタントで、8年以上の実務経験を有する者
6. 2級の技能検定に合格した者で、その後、3年以上の実務経験を有するもの
●2級
1. 5年以上の実務経験を有する者
2. 学校教育法による大学において検定職種に関する科目について20単位以上修得し、卒業した者で、4年以上の実務経験を有するもの
3. 標準レベルキャリア・コンサルタント養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者で、4年以上の実務経験を有するもの
4. 学校教育法による大学院において検定職種に関する科目について8単位以上修得し、修了した者で、3年以上の実務経験を有するもの
5. 標準レベルキャリア・コンサルタントで、3年以上の実務経験を有する者 |
| 試験科目 |
●1級 未実施
●2級
・キャリア・コンサルティング技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度。
・キャリア・コンサルティングの職種における中級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準とする。
○学科試験
・キャリア・コンサルティングの社会的意義
@社会・経済的な動向とキャリア形成支援の必要性の認識、Aキャリア・コンサルティングの役割の理解、
Bキャリア・コンサルティングを担う者の活動範囲と義務
・相談実施等に係る諸理論及び諸制度
@キャリアに関連する理論の理解、Aカウンセリングに関連する理論の理解、B自己理解に関する理解、C仕事・職業に関する理解、D職業能力開発に関する理解、E雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解、F労働市場等に関する理解、G労働法規、社会保障制度等に関する理解、Hメンタルヘルスに関する理解、Iライフステージ、発達課題に関する理解、J転機に関する理解、K相談者の類型的・個人的特性に関する理解
・相談実施技法
@基本的スキル、A相談実施過程において必要なスキル
・相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力
@キャリア形成、キャリア・コンサルティングに関する教育、普及活動、A環境への働きかけの認識と実践、Bネットワークの認識と実践、C自己研鑽・スーパービジョン、Dキャリア形成支援者としての姿勢
○実技試験
・論述式試験 記述式による解答(逐語記録を読み、3問の設問に解答する)
・面接
ロールプレイ20分(受検者がキャリア・コンサルタント役となり、相談を行う。
ケース内容の概要については、受検票に記載及び口頭試問10分程度
(自らの相談について試験官からの質問に答える)
※試験免除についてはコチラをご覧下さい。
【実技試験細目】
・相談実施等に係るスキル
@カウンセリング・スキル、Aグループアプローチ・スキル、Bキャリアシートの作成指導、C相談過程全体のマネジメント・スキル
・相談実施過程において必要なスキル
@相談場面の設定、A「自己理解」支援、B「仕事理解」支援、C「啓発的経験」支援、D「意思決定」支援、E「方策の実行」支援、F「新たな仕事への適応」、G相談過程の総括 |
| スケジュール |
・試験は年2回実施されます。ただし前期の学科試験はおこなわれません。
●前期試験
・受検申請受付期間:4月中旬〜下旬
・論述試験:6月下旬
・面接試験:7月〜8月
・合格発表:9月
●後期試験
・受検申請受付期間:9月下旬〜10月上旬
・学科・論述試験:12月下旬
・面接試験:1月〜2月
・合格発表:3月 |
| 試験会場 |
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
※面接試験は東京、大阪 |
| 受験料 |
・2級
学科試験 8,900円 実技試験(論述・面接) 29,900円
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| 難易度 |
2級 「B」 普通 合格率 20%前後
※平成20年度の試験結果
・学科試験 受験者数493人、合格者数264人
・実技試験 受験者数 2743人、合格者数 478人
・合計 学科試験・実技試験の両方に合格した人 452人 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
この検定試験は、平成20年2月29日付けの省令改正によって、国家検定制度の技能検定試験にになった厚生労働大臣指定の新しい検定試験。試験は、まだ2級しか実施されていない。
学科試験と実技試験で行われ、試験に合格すると試験等級に応じて「キャリア・コンサルティング技能士」の称号が 付与されるが、実践経験がある人対象の試験であり、カウンセラーとしての基礎理論やカウンセリングの基本を学習していない人には、かなり難関の試験になる。学科試験の難易度は、キャリア・コンサルタントが通常有すべき一般的な知識が求められる、とされている。
尚、特例講習を受講し修了試験で70%以上正解し合格すると学科試験が免除になるが、この修了試験は落とすための試験でないため、難易度も高くない。このコースで資格を取得することも一つの方法であるが、受講料が3万円もかかるのがやや厳しい。
いずれにしても、実践経験があっても、きちんと系統立てて、基礎から学んでおくことがこの検定合格へのステップになることは間違いありません。
資格取得後は、人材サービス会社のアドバイザーやコーディネーター、教育関連会社のカウンセラー、一般企業の人事・労務担当者、教育担当者として働く方が多いようです。特に、人材派遣・人材紹介・アウトソーシング会社などでの求職者のアドバイザーなどはニーズが高く、後ますます増えると思われます。
その他では、就職対策セミナーや企業内でのキャリア開発セミナーの講師や、学校などの教育機関で就職に関するカウンセリングを行ったり、企業の人事担当者・教育担当者として、従業員の能力開発や人員配置を企画すること、などがあります。働く場は、ハローワークや人材紹介会社、人材コンサルティング会社、また、フリーランスや自営で働くこともできます。
キャリア・コンサルタントは、面接相談を中心に、就職対策セミナーや企業内でのキャリア開発セミナーの講師、企業へのキャリア支援制度の提案などをおこな
います。働く場は、ハローワークや人材紹介会社のほか、人材コンサルティング会社などがあります。人事・教育担当者が資格を取得し、企業内キャリア・コン
サルタントとして活躍する例もあります。また、フリーランスや自営で働く人もいます。活躍のフィールドは大きいと言えます。
さらに、中小企業診断士や、産業カウンセラー、社会保険労務士などの資格をあわせ持ち、独立開業のコンサルタントとして仕事の幅を広げていけば、高収入を望むことも可能でしょう。
※「キャリア・コンサルタント」の資格認定をする民間団体は多く、例えば、日本キャリア開発協会が認定するCDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)や、キャリアカウンセリング協会が認定するGCDFキャリアカウン セラーなどがありますが、これらはすべて「標準レベルキャリア・コンサルタント」という位置づけにな ります。
この「標準レベルキャリア・コンサルタント」で実務経験が3年以上ある人は、「キャリア・コンサルティング技能検定2級」を受験することができます。
「標準レベルキャリア・コンサルタント」とは、職業能力評価推進給付金の対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験として現に指定されている試験または過去に指定されていた試験に合格した者(指定期間中に合格した者に限る)及び次の条件に該当する者をいいます。
・「独立行政法人雇用・能力開発機構」の実施した「キャリア・コンサルタント養成講座」(実施期間:2002 年から2006年)の修了者で、かつ修了後に実施した「キャリア・コンサルティング能力評価試験」の総合評価が350
ポイント以上の者
・「社団法人日本経済団体連合会」の実施した「キャリア・アドバイザー養成講座」(実施期間:2001 年から2006 年) の修了者
・「株式会社リクルート」の実施した「GCDF-Japan トレーニングプログラム」(実施期間:2000 年から2003 年)の修了者でGCDF-Japan
試験に合格した者
・「有限責任中間法人人材開発協会」の実施した「キャリア・カウンセラー養成講座」(実施期間:1996 年から2005 年)の修了者で認定授与された者
・「日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社」の実施した「キャリア・カウンセラー養成講座」の第一回の修了者でDBMマスター・キャリアカウンセラー認定試験に合格した者
・「株式会社日本マンパワー」の「キャリアカウンセラー養成講座」(実施期間:2000 年から2002 年)の修了者で特定非営利活動法人日本キャリア開発協会のCDA
資格認定試験に合格した者
・「株式会社東京リーガルマインド」の「キャリア・コンサルタント養成講座」(実施期間:2000 年から2002 年)の修了者で特定非営利活動法人エヌピーオー生涯学習のNPO
生涯学習キャリア・コンサルタント検定試験に合格した者
※受験資格は学歴や保有資格により、要求される実務経験の年数が異なり ます。 |
| 通信講座 |
日本マンパワーの「キャリアカウンセラー養成講座」 |
| 通学スクール |
日本マンパワーの「キャリアカウンセラー養成講座」(通学コース)
LECの「2011年春向け キャリア・コンサルタント養成講座」 |
| 教材 |
キャリア・コンサルティング技能検定試験対策教材
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| 問い合わせ先 |
特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会
〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目7番6号退職金機構ビル別館 3階
tel 03-5402-5588 http://www.career-cc.org/ |
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