キャリア・コンサルティング技能士


資格名 キャリア・コンサルティング技能士   ※試験名 キャリアコンサルティング技能検定 
 資格の種類 国家検定 (国の技能検定制度の一つ)  
 ※試験は特定非営利活動法人「キャリア・コンサルティング協議会
資格の概要  「キャリア・コンサルティング技能士」は、平成22年4月現在136職種ある国の技能検定の一つで、平成20年2月の省令改正によって新たに追加された技能検定です。働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的とし、職業能力開発法に基づいて実施されています。仕事は職業選択や職業能力開発について相談に応じる専門家です。
試験はその技能と知識を問うもので、 試験に合格すると試験等級に応じて「キャリア・コンサルティング技能士」の称号が付与されます。試験等級は1級と2級があります。

※「キャリア・コンサルティング」と名のつく資格は大変たくさんありますが、民間のキャリアコンサルタントの養成講座や試験で公的機関の助成金が認められているものは以下のサイトに掲載されている機関が実施している講座や試験だけです。 ⇒キャリア形成促進助成金対象キャリア・コンサルタント能力評価試験
※「技能検定」とは、技能検定とは、働くうえで身につける、または必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で、機械加工、建築大工やファイナンシャル・プランニングなど全部で128職種の試験があります。試験に合格すると合格証書が交付され、「技能士」と名乗ることができます。(厚生労働省公式サイト)



キャリア・コンサルタント国家資格関連情報
・2016年度以降、国家資格「キャリアコンサルタント」試験は厚生労働大臣が登録した下記2機関にて実施されることが決まりました。詳細は、下記試験機関のサイトにて確認下さい。
           特定非営利活動法人 キャリア・コンサルティング協議会
           特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会

・2015年9月、キャリアコンサルタント国家資格化に関する法案(職業能力開発促進法)が可決、成立しました。これにより、2016年4月よりキャリアコンサルタントの国家資格が誕生しました。
新しく誕生したこの「国家資格キャリアコンサルタント試験」については下記サイトで参照ください。
              国家資格キャリア・コンサルタント試験
            
キャリアコンサルタント国家資格とキャリアコンサルティング技能士の違い
「キャリアコンサルティング技能士」とは、キャリアコンサルティング技能検定(国家検定)に合格した方をいいます。
キャリアコンサルティング技能検定が求める能力水準は、キャリアコンサルタント試験が求める能力水準の上位に位置づけられます。具体的には、キャリアコンサルティング技能士1級は指導レベル、2級は熟練レベルとして位置づけられています。
※参考:キャリアコンサルタント国家資格試験の水準及び範囲
      平成27年度「キャリアコンサルティング研究会」報告書
試験方式  ・試験は、学科試験と実技試験で構成されています。
【1級】
学科試験(筆記)
  五肢択一式のマークシート方式(50問、100分) 100点満点で70点以上で合格。
実技試験
1)論述試験 記述式による解答(2事例、120分) 100点満点で60点以上で合格。
2)ロールプレイおよび口頭試問(1事例ロールプレイ30分+口頭試問10分) 100点満点で60点以上の得点で合格。

【2級】
学科試験(筆記)
  四肢択一式のマークシート方式(50問、100分) 100点満点で70点以上で合格。
実技試験
1)論述試験 記述式による解答(1事例、60分) 100点満点で60点以上で合格。
2)ロールプレイおよび口頭試問(1事例ロールプレイ20分+口頭試問10分) 100点満点で60点以上の得点で合格。
※ロールプレイは、受検者がキャリア・コンサルタント役になり、相談に対応します。事例内容の概要については、受検票と同封の試験実施概要に記載されています。 
※口頭試問は、自らの相談について試験官からの質問に答える方式です。
※合格基準は評価区分ごとに満点の60%以上の得点(所要点)が必要とされています。
(注)試験は学科、実技試験それぞれ単独で受検可能です。
(注)試験免除についてはこちらをご覧下さい。
受験資格  ●1級
1. 10年以上の実務経験を有する者
2. 学校教育法による大学において検定職種に関する科目について20単位以上を修得し、卒業した者で、9年以上の実務経験を有するもの
3. 標準レベルキャリア・コンサルタント養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者で、9年以上の実務経験を有するもの
4. 学校教育法による大学院において検定職種に関する科目について8単位以上修得し、修了した者で、8年以上の実務経験を有するもの
5. 標準レベルキャリア・コンサルタントで、8年以上の実務経験を有する者
6. 2級の技能検定に合格した者で、その後、3年以上の実務経験を有するもの
●2級
1. 5年以上の実務経験を有する者
2. 学校教育法による大学において検定職種に関する科目について20単位以上修得し、卒業した者で、4年以上の実務経験を有するもの
3. 標準レベルキャリア・コンサルタント養成研修と同等若しくはそれ以上の養成研修を受講し、修了した者で、4年以上の実務経験を有するもの
4. 学校教育法による大学院において検定職種に関する科目について8単位以上修得し、修了した者で、3年以上の実務経験を有するもの
5. 標準レベルキャリア・コンサルタントで、3年以上の実務経験を有する者
 試験科目
・1級
 試験科目及びその範囲並びにその細目

・2級
 試験科目及びその範囲並びにその細目(下記参照)

【学科試験細目】
・キャリア・コンサルティングの社会的意義
 @社会・経済的な動向とキャリア形成支援の必要性の認識、Aキャリア・コンサルティングの役割の理解、
 Bキャリア・コンサルティングを担う者の活動範囲と義務
・相談実施等に係る諸理論及び諸制度
 @キャリアに関連する理論の理解、Aカウンセリングに関連する理論の理解、B自己理解に関する理解、C仕事・職業に関する理解、D職業能力開発に関する理解、E雇用管理(人事管理・労務管理)に関する理解、F労働市場等に関する理解、G労働法規、社会保障制度等に関する理解、Hメンタルヘルスに関する理解、Iライフステージ、発達課題に関する理解、J転機に関する理解、K相談者の類型的・個人的特性に関する理解
・相談実施技法
 @基本的スキル、A相談実施過程において必要なスキル
・相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力
 @キャリア形成、キャリア・コンサルティングに関する教育、普及活動、A環境への働きかけの認識と実践、Bネットワークの認識と実践、C自己研鑽・スーパービジョン、Dキャリア形成支援者としての姿勢

【実技試験細目】
・相談実施等に係るスキル
 @カウンセリング・スキル、Aグループアプローチ・スキル、Bキャリアシートの作成指導、C相談過程全体のマネジメント・スキル
・相談実施過程において必要なスキル
 @相談場面の設定、A「自己理解」支援、B「仕事理解」支援、C「啓発的経験」支援、D「意思決定」支援、E「方策の実行」支援、F「新たな仕事への適応」、G相談過程の総括
スケジュール  ・試験は年2回実施されます。ただし前期の学科試験はおこなわれません。

●前期試験
・受検申請受付期間:4月中旬〜下旬
・論述試験:6月下旬
・面接試験:7月〜8月
・合格発表:9月
●後期試験
・受検申請受付期間:9月下旬〜10月上旬
・学科・論述試験:12月下旬
・面接試験:1月〜2月
・合格発表:3月

平成29年度キャリア・コンサルティング技能士試験日程
・試験日:2級前期試験(第18回):学科・実技 平成29年6月18日(日) 
      1級後期試験(第7回):学科・実技 平成29年12月17日(日) 
・受験申請受付:2級 平成29年4月10日(月)〜21日(金)
           1級 平成29年9月21日(木)〜10月4日(水)
試験会場  平成29年度試験会場
・1級(後期)
       学科・実技(論述):札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
       実技(面接):札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、熊本
・2級(前期/後期)
       学科・実技(論述):札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
       実技(面接):札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、熊本
受験料  ・1級
 学科試験 8,900円(非課税)     実技試験(論述・面接) 29,900円(非課税)
・2級
 学科試験 8,900円(非課税)     実技試験(論述・面接) 29,900円(非課税)
資格 難易度  ・難易度  2級 「B」 普通      
・合格率  2級:平成28年度後期(第17回)2級合格率(学62.7% 実15.3%)両方合格391名⇒詳細
         (学科 受験者数1,156名 合格者数 775名)  (実技 受験者数2,480名 合格者数 388名)
       1級: 平成28年度後期(第6回)1級合格率 (学53.4% 実8.3%)両方合格62名 ⇒詳細
         (学科 受験者数546名 合格者数313名)  (実技 受験者数751名 合格者数64名)


※参考データ
・平成27年度後期(第15回)2級キャリヤコンサルティング技能検定試験結果
              合格率  学科48.9%  実技 18.8%
・平成27年度後期(第5回)1級キャリヤコンサルティング技能検定試験結果
              合格率  学科48.1%  実技 4.5%
・平成27年度前期(第14回)2級キャリヤコンサルティング技能検定試験結果
             合格率  学科53.3%  実技 17.6%
・平成26年度後期(第4回)1級キャリヤコンサルティング技能検定合格率 25.1% 
・平成26年度後期(第13回)2級キャリヤコンサルティング技能検定合格率 42.2% 
 受験対策
 &
資格の将来性
この検定試験は、平成20年2月29日付けの省令改正によって、国家検定制度の技能検定試験にになった厚生労働大臣指定の新しい検定試験。試験は学科試験と実技試験で行われ、試験に合格すると試験等級に応じて「キャリア・コンサルティング技能士」の称号が 付与されるが、実践経験がある人対象の試験であり、カウンセラーとしての基礎理論やカウンセリングの基本を学習していない人には、かなり難関の試験になる。学科試験の難易度は、キャリア・コンサルタントが通常有すべき一般的な知識が求められる、とされている。

尚、特例講習を受講し修了試験で70%以上正解し合格すると学科試験が免除になるが、この修了試験は落とすための試験でないため、難易度も高くない。このコースで資格を取得することも一つの方法であるが、受講料が3万円もかかるのがやや厳しい。いずれにしても、実践経験があっても、きちんと系統立てて、基礎から学んでおくことがこの検定合格へのステップになることは間違いありません。

資格取得後は、人材サービス会社のアドバイザーやコーディネーター、教育関連会社のカウンセラー、一般企業の人事・労務担当者、教育担当者として働く方が多いようです。特に、人材派遣・人材紹介・アウトソーシング会社などでの求職者のアドバイザーなどはニーズが高く、後ますます増えると思われます。
その他では、就職対策セミナーや企業内でのキャリア開発セミナーの講師や、学校などの教育機関で就職に関するカウンセリングを行ったり、企業の人事担当者・教育担当者として、従業員の能力開発や人員配置を企画すること、などがあります。働く場は、ハローワークや人材紹介会社、人材コンサルティング会社、また、フリーランスや自営で働くこともできます。
キャリア・コンサルタントは、面接相談を中心に、就職対策セミナーや企業内でのキャリア開発セミナーの講師、企業へのキャリア支援制度の提案などをおこな います。働く場は、ハローワークや人材紹介会社のほか、人材コンサルティング会社などがあります。人事・教育担当者が資格を取得し、企業内キャリア・コン サルタントとして活躍する例もあります。また、フリーランスや自営で働く人もいます。活躍のフィールドは大きいと言えます。
さらに、中小企業診断士や、産業カウンセラー、社会保険労務士などの資格をあわせ持ち、独立開業のコンサルタントとして仕事の幅を広げていけば、高収入を望むことも可能でしょう。

※「2級キャリアコンサルティング技能士資格」は、識者による「2013年 経営・人事系有望資格ランキングNo4」に選ばれました
    - 識者のコメント -
・キャリア系唯一の国家資格。人材会社や企業の人事担当、大学のキャリアセンターなどでの活躍が期待できる。
・受験資格に他資格の取得や講座修了などがある分、ステータスも希少価値も高い。
・人材サービス会社や人事部門などで取得者が増えているが、個人的にはキャリアカウンセラーの方がオススメ。
・不況期にも活躍できるキャリア系の資格。独占業務はないが、国家資格であり、持っていると箔が付く。


◆「キャリア・コンサルタント」の資格認定をする民間団体は多く、例えば、日本キャリア開発協会が認定するCDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)や、キャリアカウンセリング協会が認定するGCDFキャリアカウン セラーなどがありますが、これらはすべて「標準レベルキャリア・コンサルタント」という位置づけにな ります。
この「標準レベルキャリア・コンサルタント」で実務経験が3年以上ある人は、「キャリア・コンサルティング技能検定2級」を受験することができます。
「標準レベルキャリア・コンサルタント」とは、職業能力評価推進給付金の対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験として現に指定されている試験または過去に指定されていた試験に合格した者(指定期間中に合格した者に限る)及び次の条件に該当する者をいいます。

 ・「独立行政法人雇用・能力開発機構」の実施した「キャリア・コンサルタント養成講座」(実施期間:2002 年から2006年)の修了者で、かつ修了後に実施した「キャリア・コンサルティング能力評価試験」の総合評価が350 ポイント以上の者
 ・「社団法人日本経済団体連合会」の実施した「キャリア・アドバイザー養成講座」(実施期間:2001 年から2006 年) の修了者
 ・「株式会社リクルート」の実施した「GCDF-Japan トレーニングプログラム」(実施期間:2000 年から2003 年)の修了者でGCDF-Japan 試験に合格した者
 ・「有限責任中間法人人材開発協会」の実施した「キャリア・カウンセラー養成講座」(実施期間:1996 年から2005 年)の修了者で認定授与された者
 ・「日本ドレーク・ビーム・モリン株式会社」の実施した「キャリア・カウンセラー養成講座」の第一回の修了者でDBMマスター・キャリアカウンセラー認定試験に合格した者
 ・「株式会社日本マンパワー」の「キャリアカウンセラー養成講座」(実施期間:2000 年から2002 年)の修了者で特定非営利活動法人日本キャリア開発協会のCDA 資格認定試験に合格した者
 ・「株式会社東京リーガルマインド」の「キャリア・コンサルタント養成講座」(実施期間:2000 年から2002 年)の修了者で特定非営利活動法人エヌピーオー生涯学習のNPO 生涯学習キャリア・コンサルタント検定試験に合格した者
※受験資格は学歴や保有資格により、要求される実務経験の年数が異なり ます。
通信講座   キャリアコンサルタントの通信講座・スクール
通学スクール   キャリアコンサルタントの通学講座・スクール
教材
問い合わせ先  特定非営利活動法人キャリア・コンサルティング協議会   http://www.career-cc.org/
〒105-0011 東京都港区芝公園1丁目6番8号泉芝公園ビル5階
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