クロスメディアエキスパート認証試験
資格名 JAGAT認証クロスメディアエキスパート
 資格の種類 民間資格       主催 社団法人日本印刷技術協会     後援 日本電子出版協会(JEPA)
資格の概要  「クロスメディアエキスパート」は、情報資源を紙、DVD、インターネット、モバイルなど多様なメディア(クロスメディア)へ効率的かつ効果的に展開することができる、デジタルメディア制作のディレクターの育成を目的とした、日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する資格です。そして、「クロスメディアエキスパート認証試験」は、そのデジタルメディア制作のディレクターを認証する試験です。

※クロスメディアエキスパートの認証期間は2年間としており、認証継続のためには更新試験を受験し合格する必要があります(更新試験では、おおよそ2,000人が受験します。(申請率86.1%  合格率98.0%))

・<対象者像>
1. デジタルメディア制作のディレクターとして,情報資源を紙,DVD,インターネット,モバイルなど多様なメディア(クロスメディア)へ効率的にパブリッシュできるように設計し,かつ運用することができる者。
2. プロデューサー,システム・インテグレーター,プログラマー,デザイナーなどの専門家との調整を行い,効果的なメディアの活用と効率的な業務フローやシステムの導入を支援する者。
3.  ワークフローの構築において中心的役割を果たし,業務要件分析から制作のプロジェクト管理,納期,品質の管理を行い,メディア制作を円滑に運営する者。
試験方式  ●学科試験と論述試験から構成されています。
・学科試験 マークシート方式 多肢選択形式(120分)
・論述試験 記述形式(120分)
●合格基準
・同時期に筆記及び論述試験の両方で合格することが必要。
・筆記試験は正解率70%以上で合格。論述試験は100点満点で70点以上が合格。
受験資格  ・特に制限はありません。(DTPエキスパート取得あるいは同レベルの知識があることが望ましい)
 試験科目 ●出題範囲
・学科試験 :メディア概論、経営概論、 I T 概論、クロスメディア、ネットワークとデータベースなど
・論述試験 :資料をもとにクライアントの課題を抽出し、メディアを活用した解決策を記述

●試験科目の内容
<学科試験>
1.メディア概論 (メディアとコミュニケーション、ネットワーク社会)
・メディアに関する技術とビジネス、利用習慣について多目的に理解し、目的にあったシステムを描けること。
2.経営概論  (経営管理、企業会計、経営工学)
・個別の企業特性を把握するために、経営に関する用語や指標、手法を理解できること。
3.IT概論 (ITの進展、情報技術、電子商取引、eビジネス、電子政府・電子自治体、セキュリティ)
・産業、官公庁、教育分野などでITの導入・研究が進められてきている。ITそのものについての主要技術と基幹業務システムについて理解する。
4.クロスメディア (クロスメディア概論、プリント、パッケージメディア、オンラインメディア、コンテンツ管理、メタデータの管理)
・コンテンツを独立的に管理して、複数のメディアに展開し、複合的に利用するための制作環境やインフラ技術などを理解する。
5.ネットワークとデータベース (通信インフラ、HTMLの規格、XMLの規格、Webサーバとクライアント構造、データベースの基礎)
・発展し続けるネットワーク技術と、データ管理するためのコンテンツフォーマット、アプリケーション開発の土台を理解する。
6.デジタルコンテンツ (デジタルメディアとコンテンツ、デジタルメディアデザインとその評価、プロジェクト管理)
・デジタルメディアの特性や用途を知り、ビジネス展開に必要な情報流通手段、著作権処理、プロジェクト管理などを理解する。
※詳しい内容はこちらで確認出来ます。

 <論述試験>
・試験当日に配布される資料をもとに、クライアントの課題を抽出し、メディアを活用した解決策に関する提案書を解答として記述する。
スケジュール  ・試験時期 :毎年2回  8月、3月
・合格発表 :5月中旬・10月下旬(Webサイトにて発表)
試験会場  ・東京・大阪・名古屋・福岡・仙台(8月のみ)・札幌(8月のみ)
受験料  ・15,000円
難易度  ・難易度  「B」普通
・合格率  過去の平均合格率 27.6% およそ20〜30%で推移している。
  試験のポイント・一口ガイド この試験は学科試験と論述試験で構成されているが、学科試験は知識を暗記することよりも、読んで理解して解答するための判断力を問う問題に重点が置かれる。
学科試験の科目の中で、合格率が最も高かいのが「経営概論」、そして「IT概論」。最も低いのが「クロスメディア」である。ただ、最も低い「クロスメディア」でも受験者の約60%が合格点に達している。全体で70%の正答率が必要だが、経営概論や、IT概論など6つの項目について、基本的な内容を理解できていれば問題ない。
ただ、学科試験も試験範囲として公開されている項目は広範囲であるため、情報マガジンや関連書籍、それにJAGATの直前対策講座を受講することで絞り込める。特に直前対策セミナーは受講すべきでしょう。

次に、論述試験については、出題方式はクライアントの抱える課題を記述した文章や経営状況が分かる資料などが提示され、そこからクライアントの課題を抽出し、メディアを活用した解決策に関する提案書を解答として記述する試験方式であり、解答用紙はマークシートではなく、解 答欄に直接記述する。
当然のことながら、クライアントの要望を的確に読み取り,その要望に適した提案ができるかどうかが合否の判断基準となるのですが、2時間という制限時間の中で、文章を読む理解力にクライアントの課題を見つける分析力、適切な解決方法を見つける論理的な思考能力、相手を納得させる提案能力などが問われます。複雑で高度な提案ではなく、実現可能で適切な提案が合格となります。この試験では、論述試験が合否のポイントになり、特に試験時間120分の時間配分が重要になります。

論述試験の試験対策に関しては、JAGATが発行する「クロスメディア情報マガジン」で出題イメージをつかみ、書籍「問題解決プロフェッショナル「思考と技術」」 で示される論理的な思考の手順に沿って、手を使って企画を練り上げる練習しておくことが効果的でしょう。
この資格を取得するためには、一般的には通信講座や協会による講習会で3ヶ月〜半年学習することになります。

受験者はプロデューサー、プログラマー、デザイナーなど、様々な業種の人と仕事をするデジタルメディア制作のディレクターなどが受験しています。また、20代〜50代の幅広い年齢層の方が受験しており、男性では25〜45歳の方が男性受験者全体の80%を占めています。合格者の平均年齢は33歳位です。
資格取得者は、デジタルメディアを設計する印刷会社やWeb制作会社、企業の広報部などで活躍できます。

※「クロスメディアエキスパート認証試験」事前セミナーについて
クロスメディアエキスパートの受験を考えている人には、試験準備としておすすめの講座です。
試験に挑戦する方を対象に、試験カリキュラムのポイントやキーワードを過去の問題例と交えて解説する講義編と、事例をベースにクライアントの課題の読み取りや提案書の書き方をグループに分けて行う演習編を2日間にわたって行う短期集中講座を開催しています。
特に論述試験は課題に対する提案書の作成能力が問 われますので、この講座で提案するための考え方や作成方法を習得することがお薦めです。その他に、クロスメディアの知識と提案方法や、演習としてクロスメ ディアのソリューション提案も試験前セミナーとして実施しています。
費用:一般:5,000円(税込)定員40名(
         ⇒ 詳しくはhttp://www.jagat.jp/content/view/2414
通信講座   JAGAT主催の通信教育
通学スクール   JAGAT主催のセミナー
教材 クロスメディアエキスパート参考教材     JAGAT発行の試験関連書籍
問い合わせ先  〒166-8539
東京都杉並区和田1-29-11
社団法人日本印刷技術協会(JAGAT) クロスメディアエキスパート認証制度事務局
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