舗装施工管理技術者
資格名 舗装施工管理技術者
 資格の種類 民間資格   ※試験は財団法人道路保全技術センターが実施する。
資格の概要  より水準の高い安定した舗装工事の施工を図ることを目的とし、舗装工事に係る技術者の技術水準、能力を評価するために創設された資格試験。試験には1級と2級があり、これに合格し登録申請を行えば「舗装施工管理技術者資格」が得られる。
試験方式  1級・2級試験ともに択一式一般試験と記述式応用試験で行われる。
●1級
@一般試験(択一式、60問)
A応用問題(記述式、必須問題1問、選択問題4問中から2問)
●2級
@一般試験(択一式、60問)
A応用問題(記述式、必須問題1問、選択問題4問中から3問)
※記述問題は、経験記述問題1題と計算記述式問題4題に分かれている。
※一般問題のみに合格した場合、次年度の免除申請を行うことにより応用問題のみで受験できる。
※合格ラインは正答率60%で例年36問以上
受験資格  学歴、資格に応じて実務経験が必要。細かく規定されている。
( )内は指導監督的実務経験年数で、実務経験の中に含まれている必要がある。
●1級
1. 大学の指定学科卒業後3年以上(1年)、指定学科以外は4年6ヶ月以上(1年)
2. 短大または5年制高専の指定学科卒業後5年以上(1年)、指定学科以外は7年6ヶ月以上(1年)
3. 高校の指定学科卒業後10年以上(1年)、指定学科以外は11年6ヶ月以上(1年)
4. 上記以外の者15年以上(1年)
5. その他資格者(技術者、1級土木施工管理技術試験合格者他)など
●2級
1. 大学の指定学科卒業後1年以上、指定学科以外は1年6ヶ月以上
2. 短大または5年制高専の指定学科卒業後2年以上、指定学科以外は3年以上
3. 高校の指定学科卒業後3年以上、指定学科以外は4年6ヶ月以上
4. 上記以外の者8年以上
5. その他資格者など ※資格所有者は実務経験を有する事(年数は問わない)
 試験科目 1級・2級とも科目名・科目数は同じで土木工学、舗装工学、施工管理、法規に関する問題。
@土木工学(土工・コンクリート構造物・安全施設・建設機械・造園・共通)
A舗装工学(設計・材料・施工・補修)
B施工管理(施工計画・施工管理)
C舗装工学関連法規(労働基準法・労働安全衛生法・建設業法・道路法・道路交通法・環境基本法・大気汚染防止法・騒音規制法・振動規制法・他資源有効利用及び廃棄物に関する法律)1級舗装施工管理技術者]
スケジュール  試験日:毎年6月末  合格発表10月下旬
試験会場  ・1級、2級共  札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇
 受験料 ・ 1級 15,000 円  2級 8,000 円    ※応用試験のみの場合 1級 7,500 円、2級 4,000 円
難易度  2級 「C」やや易   合格率 2級 45%前後   1級 15〜20%
  試験のポイント・一口ガイド 舗装工事の施工に従事する技術者は、一般土木工事とは異なる舗装工事特有の専門的な深い知識(異なる表面性状、安定性および耐久性の確保など)が要求されるようになってきているだけでなく、限られた作業空間などの施工環境に問題なく、的確に対処できる豊富な施工経験が必要になっています。
そういうことから、近年の試験は新規問題の増加や出題形式の変化等で、難易度も高くなってい るようです。
また、建設業法の改正で、民間工事においても監理技術者の配置の義務付けが平成20年11月末より施工となったことまた、技術者を複数業種で重複カウントすることの制限(1人2業種まで)等の関係で受験者も増加傾向にあります。


一方、試験の方は、2級一般試験では、出題4分野のなかで重要なのが、毎回出題数が約50%をしめる舗装工学の分野です。この舗装工学の分野をいかに攻略するかが最大のポイントと言えるでしょう。
記述式問題では、舗装工学の分野から4題出題され、そのうち3題を選択して解答します。出題内容は、主に文章の穴埋め形式で、与えられた語句の中からあてはまる適当な語句を選んで記述する問題が出題されますが、
また、経験記述問題は、”あなたが経験した舗装工事のうちから一つを選び、その工事について次の問いに答えなさい”、という問題で、工事の施工にあたって、留意した施工管理項目の課題内容を200字以内 、課題に対して現場で実施した対策を300字以内、得られた結果を100字以内で簡潔に記述せよ、という内容で出題される。すなわち、経験記述は、実際に舗装の現場経験があるかどうかを判断するための試験問題です。

1級の一般試験でも舗装工学の分野がポイントで、基準書からの細かい事柄や数値なども含めて、深い専門性が問われます。1級試験も舗装工学の分野をいか に攻略するかにかかっています。
また、記述式問題では、舗装工学の分野から4題出題され、そのうち2題を選択して解答します。主に、設計や舗装用材料、舗装の施工、舗装の補修に関する事などの出題が多く、この科目の克服が大切です。
結局、出題内容を大きく分けると、舗装の設計、舗装用材料、舗装の施工、舗装の補修に関する事の4項目についてが主に出題されています。この中でもアスファルト舗装の構造設計に関する問題は、毎年のように出題されているので、ここは、しっかりと理解しておくべきでしょう。
また、経験記述は記述しようとすると、なかなかうまく書けないため、実際に何度も記述する練習をしておくことが大切です。
1級試験の合格率は平均10%台の難関です、特に、択一式の一般試験はクリアしても記述式の経験記述や学科記述でつまずく受験者が多いようです。

受験対策に関しては、舗装施工管理技術者試験関係の書籍は多く、書籍で勉強するには困ることはありませんが、財団法人 道路保全技術センター主催の講座がありますので、受講して基礎を勉強するとさらによいでしょう。

舗装施工管理技術者の資格が、地域によっては入札の条件とされていたり、義務づけられているところもあるため、今後ますますその重要性は高まるものと思われます。
また最近は、土木施工管理技士とセットで取得する人も多くなっているようです。
通信講座   九州建設専門学院/通信
通学スクール   各地区別に講習会が行われている。 (例)http://www.kensetsu-sanda.ac.jp/detail/hosou.html
 教材  舗装施工管理技術者試験対策教材
問い合わせ先  (社)日本道路建設業協会  舗装施工管理技術者資格試験委員会
          http://www.dohkenkyo.com/pavement/index.htm
〒104-0032  東京都中央区八丁堀2丁目5番1号 東京建設会館 3階 Tel 03-6280-5038
 
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