| 資格名 |
介護福祉士 |
| 資格の種類 |
国家資格(ケアワーカーの国家資格) 厚生労働省 主催(試験は(財)社会福祉振興・試験センターが行う |
| 資格の概要 |
介護福祉士は、日常生活が困難な人に対して、入浴や食事などの介護を行ったり、その人やその家族の介護者に介護に関する相談や指導を行う介護従事者のための国家資格であり、資格が持つ価値は非常に大きい。
この資格の取得方法には2つの方法がある。
(1) 厚生労働大臣が指定した養成施設を卒業する方法
(2) 3年以上介護等の業務に従事した者等が介護福祉士国家試験に合格する方法
※(2)の場合の実務経験については、細かい規定があります。試験の受験資格は学歴、年齢、性別は不問ですが、筆記試験の前日までに、3年以上の実務経験の満たしていることが必要です。
※「社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律」のうち、介護福祉士の資格取得方法の見直し関係の施行日が、2012年4月1日から2015年4月1日延期されることが決まった。(2011-6-30)
(変更点)
【養成施設卒業者】
「2015年度の卒業者からは、介護福祉士国家試験を受験し、合格しなければ介護福祉士の資格が取得できない。なお、「准介護福祉士」については、あくまでの暫定的な資格であり、今後廃止することが想定されている。
【介護実務経験者】
2015年度の国家試験受験者からは、3年以上の実務経験に加えて、「実務者研修」の受講が必要になる。なお、実務者研修は2012年度から開始される予定で、通信教育により少しずつ学習を進めることもできるなど、働きながらでも受けやすい研修とする予定。 |
| 試験方式 |
試験は、筆記試験及び実技試験にて行われる。
■筆記試験
マークシート形式の筆記試験で五枝択一方式、出題数は120問/210分間(前後半各1時間35分/60問づつに分かれ、休憩1時間が間に入る)。
※合格基準点は約60%以上の得点。基準点以上あれば定員、順位に関係なく合格できる
■実技試験(実技試験は、筆記合格者のみ受験できる)受験者の試験時間は、5分間以内。 |
| 受験資格 |
平成19年3月に厚生労働省が発表した改正案(資格取得方法の見直し)で、介護福祉士国家試験の新受験制度が決められました。
その新受験制度によると、これから介護福祉士の資格取得を目指す人は、以下の点に注意しなければなりません。
■資格取得方法の一元化
介護福祉士を目指す人はすべて、一定の教育プロセスを経た後、国家試験を受けなければなりません。
・上記@の実務経験コースの人
実務経験(3年以上)に加え、新たに6ヶ月間以上の養成課程を経た後、さらに国家試験を受けなければなりません。(平成25年1月試験より実施)。すなわち、「実務経験 + 介護職員基礎研修(600時間程度)」が受験資格条件になります。
・上記Aの指定養成施設コースの人
現在の法では、国家試験を受けなくとも介護福祉士の資格を取得できますが、新試験制度により、養成施設卒業者も、国家試験が必須となります。(平成25年1月試験より実施)
※但し、経過措置として指定養成施設卒業者は当分の間、准介護福祉士の名称を用いることができます。
(参考資料)
○指定養成施設で働く実務経験者の受験資格条件
・従業期間:1,095日(3年)以上 ・従事日数:540日以上
※ 従業期間とは受験資格の対象となる施設及び職種での在職期間
※ 従事日数とは従業期間内における実際の業務(介護等)従事日数
○受験資格の対象となる施設
・社会福祉施設等
@ 児童福祉法関係の施設・事業
A 身体障害者福祉法関係の施設・事業
B 生活保護法関係の施設
C 老人福祉法・介護保険法関係の施設・事業(病院の病棟又は診療所を除く。)
D 知的障害者福祉法関係の施設・事業
E 障害者自立支援法関係の障害福祉サービス事業
F その他の社会福祉施設等
・病院の病棟又は診療所
・介護等の便宜を供与する事業
(注意)以下の職種は、受験資格に該当しませんので注意が必要です。
■社会福祉施設
@ 生活支援員
・生活指導員、生活相談員などの相談援助業務を担当者
(障害福祉サービス事業・知的障害者福祉法関係の施設・事業において介護等の業務を行う者は除く)
A 児童指導員
(保育士として入所者の保護に直接従事した後児童指導員となり、その後も引き続き同じ内容の業務に従事している者は除く)
B 心理指導担当職員、作業、職業指導員
■病院・診療所等
@ 医師、看護師、准看護師
A 理学療法士、作業療法士などの機能訓練担当職員(当該業務を補助する者を含む。)
B 介護支援専門員
C 調理員、事務員
■証明権限を有する代表者
@ 社会福祉施設等の施設長、所長、管理者など
※現在は介護福祉士試験が免除されている養成施設卒業生も、2012年4月以降は、養成施設卒業生であっても国家試験を受験しなければなりません。 |
| 試験科目 |
●筆記試験の科目(13科目)
(1)社会福祉概論、(2)老人福祉論、(3)障害者福祉論、(4)リハビリテーション論、 (5)社会福祉援助技術(演習を含む)、(6)レクリエーション活動援助法、 (7)老人・障害者の心理、(8)家政学概論 (9)医学一般、(10)精神保健、(11)介護概論、 (12)介護技術、(13)形態別介護技術
●実技試験 介護等に関する専門的技能(介護技術講習会修了者は免除)
※介護技術講習会を受講し修了した場合には、実技試験は3回まで免除され、第一次試験のみで合否が決定される。 |
| スケジュール |
筆記試験:毎年1月下旬 実技試験:毎年3月上旬 |
| 試験会場 |
・筆記試験
北海道・青森県・宮城県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・石川県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・香川県・ 福岡県・鹿児島県及び沖縄県
・実地試験
北海道・青森県・宮城県・東京都・石川県・愛知県・大阪府・広島県・香川県・福岡県・鹿児島県及び沖縄県
※詳細は社会福祉振興・試験センターが発行する受験の手引きに掲載されています。
※受験申込み時に、試験地・会場を選択する方式になっています。 |
| 受験料 |
12,500円 |
| 難易度 |
「C」 やや易 合格率 毎年50%前後 合格者数7万人強 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
学校に入っている場合なら、しっかりと勉強すればさほど難しい試験ではなく、国家資格の中では、比較的、合格しやすい部類に入る試験。合格率は毎年概ね50%と高く、よほどのことがないと落ちることはないはず。
ただ、介護福祉系の仕事は時間も不規則な事が多いため如何に勉強の時間を作るかが一番の問題だろう。
合格者の内訳では、男女別に見ると、女性の合格者が全体の8割以上を占め、また受験資格別では、老人福祉施設や社会福祉施設の介護職員やホームヘルパーなどの訪問介護員が全体の7割以上を占める。受験者数も年々、増加傾向にある。
試験対策は、筆記試験が全問選択形式 であるため、気が楽な一面もあり、やる気さえあれば参考書や通信教育だけでも十分合格ラインに届くことは可能。
試験内容に関して、社会福祉事業の定義は毎年必ず出題される、また法改正があった場合は、その改正内容が出題されることが非常に多いので、必ずチェックが必要。筆記試験では社会福祉概論が一番難しい。
一方、実技試験では、応用的(実践的)な内容が問われる。課題が試験会場で出され、モデルを使って実際の介護をするが、時間内(5分以内)に与えられたテーマ(仕事)を完了しなければいけないため、ハードルが高い。
実際、介護福祉士の試験では、基礎学力さえあれば、問題は実技試験にあると言っても過言ではない。
また、介護系資格の中では、社会福祉士やケアマネージャーよりも介護福祉士の試験の難易度は低い。
仕事面で言えば、介護福祉士はこれからの高齢化と有資格者の人材不足により、今後もニーズは拡大の見込みで、病院、在宅介護支援センター、福祉施設、老人ホーム、ホームヘルパーなど、幅広く活躍の場があります。
また、専門知識と技術があれば、質の高い介護が行えるプロとして信頼が高まります。
職場での給料アップや昇進などにも有利になるでしょう。非常勤職員をまとめたり、介護に当たる人を指導するなど、さらなる活躍も期待できる有望な資格と言えます。
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| 教材 |
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| 問い合わせ先 |
(財)社会福祉振興・試験センター http://www.sssc.or.jp/index_2.html |
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