| 資格名 |
漢語水平考試 (HSK) 英名:Hanyu Shuiping Kaoshi |
| 資格の種類 |
民間資格 主催 国家中国語能力検定試験委員会(日本国内はHSK日本事務局が運営)
認定 中華人民共和国教育部 |
| 資格の概要 |
漢語水平考試 (HSK)は、母語が中国語ではない者(外国人、華僑、中国国内少数民族を含む)の中国語能力水準を検定するために設立した国家レベルの標準化試験であ
り、今の北京語言大学によって研究制作された。
HSKには、基礎中国語能力検定試験(HSK基礎)、初中級中国語能力検定試験(HSK初中級)と上級中国語能力検定試験(HSK上級)が含まれています。試験は、毎年定期的に中国国内および国外で実施され、成績が規定基準に達した者には該当する「中国語能力証書」が発行されています。
この試験は中国の教育部認定試験であるため、中国において中国語力の証明として通用し、英語圏に留学する際に英語力の証明として提出が義務づけられているTOEFLの中国版のようにみなされています。1981年に認定が開始され、現在では世界で中国国内を含め34ヵ国、100以上の試験会場で実施されています。
2010年度にHSKは全面改定され、ヨーロッパにおいて外国語学習者の能力評価時に共通の基準となるCEF(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)と合致するよう設計されました。このため、欧米各国の外国語テストとの互換性から難易度の比較がしやすく、世界のどの地域でも適切な評価を受けることが可能となり
ました。各級の問題は、TOEICなど西洋のテストで広く活用されている項目応答理論(Item Response Theory)を活用し運用され、テスト結果は級別点数表記されます。試験級は、筆記1級から筆記6級と、口試初級、口試中級、口試高級の9種類ががあります。
※HSK適用対象
・HSK(基礎)は、基礎中国語レベルの学習者に適用します。100〜800時間、現代中国語を正式に勉強した者(同等レベルの者)が受ける試験になります。
・HSK(初、中級)は、初、中級中国語レベルの学習者に適用します。400〜2000時間、現代中国語を正式に勉強した者(同等レベルの 者)が受ける試験です。
・HSK(上級)は、上級中国語レベルの学習者に適用します。3000から3000時間以上、現代中国語を正式に勉強した者 (同等レベルの者)が受ける試験です。
取得した点数により1〜8級に判定されます。基礎(1〜3級)、初中等(3〜8級)。 |
| 試験方式 |
・基本方式はマークシートによる解答方式。但し、総合穴埋めの問題などは筆記になります。
・口述試験は録音形式です。
| 級 |
試験内容 |
試験時間 |
| 筆記1級 |
聴力(聞き取り)・読解 40問 |
40分 |
| 筆記2級 |
聴力(聞き取り)・読解 60問 |
55分 |
| 筆記3級 |
聴力(聞き取り)・読解・書写(記述) 80問 |
90分 |
| 筆記4級 |
聴力(聞き取り)・読解・書写(記述) 100問 |
105分 |
| 筆記5級 |
聴力(聞き取り)・読解・書写(記述) 100問 |
125分 |
| 筆記6級 |
聴力(聞き取り)・読解・書写(記述) 101問 |
140分 |
| 口試初級 |
会話試験 3分野 合計27問 |
17分 |
| 口試中級 |
会話試験 3分野 合計14問 |
21分 |
| 口試高級 |
会話試験 3分野 合計6問 |
24分 |
※級別の詳しい試験内容はこちらで確認出来ます。
※HSKのスコアは、外国人留学生が中国の大学に入学するための証明としては、 その有効期間は受験日から起算して2年となります。 |
| 受験資格 |
誰でも受験可能(中国語が母語ではない方) |
| 試験科目 |
●等級基準と各級のレベル
【筆記試験】
| 級 |
試験の程度 |
語彙量の目安 |
| 6級 |
中国語の情報をスムーズに読んだり聞いたりすることができ、会話や文章により、自分の見解を流暢に表現することができる。 |
5000語以上の常用中国語単語 |
| 5級 |
中国語の新聞・雑誌を読んだり、中国語のテレビや映画を鑑賞することができ、中国語を用いて比較的整ったスピーチを行うことができる。 |
2500語程度の常用中国語単語 |
| 4級 |
中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。 |
1200語程度の常用中国語単語 |
| 3級 |
生活・学習・仕事などの場面で基本的なコミュニケーションをとることができ、中国旅行の際にも大部分のことに対応できる。 |
600語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識 |
| 2級 |
中国語を用いた簡単な日常会話を行うことができ、初級中国語優秀レベルに到達している。大学の第二外国語における第一年度履修程度。 |
300語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識 |
| 1級 |
中国語の非常に簡単な単語とフレーズを理解、使用することができる。大学の第二外国語における第一年度前期履修程度。 |
150語程度の基礎常用中国語及びそれに相応する文法知識 |
【口頭試験】
| 級 |
試験の程度 |
語彙量の目安 |
高級
(6級・5級) |
中国語全般にわたる高度な運用能力を有し、流暢に自分の意見を表現することができる。週に2〜3時間の中国語学習を2年以上行った学習者に適している。 |
3000語前後の一般常用語彙及びそれに相応する文法知識 |
中級
(4級・3級) |
中国語を母国語とする人たちと流暢に会話をすることができる。週に2〜3時間の中国語学習を2年程度行った学習者に適している。 |
900語前後の一般常用語彙及びそれに相応する文法知識 |
初級
(2級・1級) |
中国語の基本的な日常会話を行うことができる。週に2〜3時間の中国語学習を半年から1年程度行った学習者に適している。 |
200語前後の日常生活語彙及びそれに相当する文法的知識 |
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| スケジュール |
3月、6月、12月の年3回。 |
| 試験会場 |
・筆記試験 東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄
・筆記 口試 東京・大阪 |
| 受験料 |
| |
|
筆記試験 |
口頭試験 |
| 6級 |
14,000円 |
8,500円 |
高級口試 5,500円 |
| 5級 |
13,000円 |
7,500円 |
| 4級 |
10,000円 |
6,000円 |
中級口試 4,000円 |
| 3級 |
9,000円 |
5,000円 |
| 2級 |
8,000円 |
4,500円 |
初級口試 3,500円 |
| 1級 |
7,000円 |
3,500円 |
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| 難易度 |
初・中級(5・6級)レベル 「B」普通 合格率は非公開 ※合格発表は試験後本人に通知されます。 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
比較的有名な中国語力を証明する資格には4つあります。 「HSK(漢語水平考試)」「中検」「TECC(中国語コミュニケーション能力検定)」「 中国語通訳ガイド試験」の4資格です。
この中で、HSKは中国政府の教育部が主催する国家試験、 中検は民間資格で日本中国語検定協会主催、TECCも中国語コミュニケーション協会主催の民間資格試験です。
中国語資格試験として代表的なものは、HSKと中検です。
日本における中国語の資格は「中検」が一般的ですが、この試験は日本にある協会法人が主催する試験であるため、資格の適用地域は日本のみになります。これに対し、「漢語水平考試(HSK)」は中国の国家認定試験であるため、中国において中国語力の証明として通用するわけです。
試験の内容面では、中検は発音や文法、または語彙力とかが偏重されている傾向があり、リスニング部分が平易に設定されている反面、文法・読解部分に難問が多い試験です。HSKの方は全体的な言語運用能力の試験だと言え、ヒアリング力と読解力を重視しているので、中検に比べてもヒアリングの文字数はかなり多く、初中等クラスで1分間に170字〜220字程度でかなりのスピードになります。また、レベルの比較では、HSK中級の6、7、8級クラスで、中検2級よりはやや難易度が高く、中日通検2級と同程度と考えてよいでしょう。
HSKは、 中国語を母語としない学習者(外国人以外に華僑や中国国内の少数民族も含む)が対象の試験で、1 級から11級までがあり数字が大きいほど上位になります。
「基礎」「初中等」「高等」の3ランクがあり、点数に応じてそれぞれ1級〜3級、3級〜8級、9級〜11級が決定します。
「初中等」の場合なら3級以上を獲得できれば「漢語水平証書」がもらえます。これは中国における公的資格です。従って、規定の成績に達すると中国の大学へ正規留学もできる制度になっています(留学するためには学部・学科により3級〜6級以上に合格する必要があります)
HSKの試験内容は、ヒアリング力と読解力を重視しているので、文法は100種類程度覚えれば問題ないようですが、単語は約8000語、出来れば約1万語の習得が必要でしょう。日本人の場合はヒアリングが苦手というケースが多いので、ヒアリングの勉強は、できれば現地からCD付きテキスト又は、カセットを取り寄せるのが一番です。それが無理な人は、常用表現を多く扱った教材を選び、
ネイティブスピーカーの発音を繰り返し聞く音声学習が必要です。
学習時間は初中等3級のレベルまでに約800時間が必要といわれていますが、HSKの場合、听力、文法、読解、総合の4分野のバランスで評価され、バランスが取れていないと合計点でも不合格になるため、短期学習、短期習得を目標にするのは非常に難しい試験と言えます。
また、試験方式ではHSK初中等試験は、英語のTOEFLに酷似しており、問題文や解説が全て中国語、 全問マークシートが特徴になっています。
試験対策は、ハイレベルな級の取得をねらうなら、スクールや通信講座を利用してじっくり学ぶのがベスト。ちなみに、初中等3級以上を取得し漢語水平証書を獲得するには、800時間の学習が目安とされています。
また、日本での試験の受験者の構成は、大学生がおおよそ3割、高校生が1割程度、主婦が1割弱、その他が社会人という状況です。
日常会話や限定された範囲内でのビジネス上のコミュニケーションができるレベルはHSK初等C級(3級)以上のレベルが必要でしょう。また、中国で就職したり、海外赴任してビジネスに活用するという場合には、最低必要とされる語学力は中級B(7級)以上のレベルと考えてよいでしょう。
いづれにしても、HSKは中国への留学や就職・転職、ビジネスなどには一番有効な資格と言えます。
中国国家の市場経済提唱以来、広大なマーケットでの経済成長は今後も期待でき、日本企業の中国進出は活性化している現在、中国語をを身につけている人の需要は多く、これからも期待できると思います。
活躍分野としては、中国語通訳者・翻訳者、中国と取引がある商社、メーカーへの就職などが主になるでしょう。
※試験制度の改訂により 2009年以降は改良版には、作文と口語が追加されています。 |
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| 教材 |
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| 問い合わせ先 |
日本HSK実施委員会 HSK西日本事務局
電話(大阪)06-6885-6068 FAX(東京)03-5307-1205
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