| 資格名 |
環境マネジメントシステム審査員 |
| 資格の種類 |
民間資格 |
| 資格の概要 |
環境マネジメントシステム審査員は、ISO14000シリーズ(環境に関する国際標準化機構)に沿って企業の環境保護対策の適合性を審査する専門家です。ISOに沿って環境対策を審査するのが仕事です。
この資格を取得するには、(財)日本適合性認定協会が指定した研修機関で、約1週間の審査員研修コースを受ける必要があります。 研修機関で承認コースを受講し、受講中の評価と共にそのコースの最終日に実施される筆記試験に合格することが必要となります。
※日本国内の環境マネジメントシステム審査員登録機関は、「CEAR」と「IRCA」の2つです。
※審査員のランクには、審査員補・審査員・主任審査員の3段階がありますが、はじめは審査員補として登録し、実績を積んでランクを上げていくのが一般的です。
※審査員になるためには、まず、審査員として評価を受ける必要があります。ただ、審査員評価登録機関で実施している評価を受ければ自動的に審査登録機関の審査員に採用されるわけではなく、審査登録機関
での追加評価を受けた後に、その審査登録機関の審査員になるという段階を踏むのが一般的です。 |
| 試験方式 |
●研修機関での研修内容
・主に審査業務、関連法規について1週間の審査員研修。
※この研修を受ける準備として、環境マネジメントシステムの知識修得の通信教育も準備されている。
●研修最終日に行われる試験内容
・フォーマルトレーニングコースで学んだことが身に付いたかどうかをチェックするためのコースの修了試験(筆記試験) |
| 受験資格 |
・研修の受講には制限はありませんが、審査員の申請資格が審査員登録機関によって異なります。
●「CEAR」の環境マネジメントシステム“審査員補”の登録要件
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項目
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内容
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| 学歴 |
高等学校卒業以上の学歴を有すること。 |
| 全般業務経験 |
技術的、管理的又は専門的立場での業務経験を5年以上有すること(高専卒以上は4年以上)。 |
| 環境業務経験 |
全般業務経験のうち、2年以上は環境マネジメント分野の知識及び技能に係わる業務経験であること。 |
| トレーニング |
申請日前5年以内に、CEARが承認した環境審査員研修コースを修了し、トレーニングの中で実施されるCEARの試験に合格していること。 |
| 監査経験 |
必要なし。 |
| 推薦 |
業務上の関係が1年以上ある所属組織の責任者等の推薦。 |
●「IRCA」の環境マネジメントシステム“審査員補”の登録要件
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項目
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内容
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| 教育 |
中等教育以上 |
| 実務経験 |
5年間、又は、学位あるいは学位同等の資格を有する申請者は4年間。そのうち2年間の環境実務経験。 |
| 審査員トレーニング |
申請日前3年以内に、IRCA認定EMS審査員研修コースの合格修了。
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| 審査経験 |
必要なし。 |
| 証明人 |
2名の証明人署名。審査員有資格者の必要はない。 |
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| 試験科目 |
・主に審査実務と関連法規などの試験ですが、試験のやり方は、研修機関により異なります。
(例)
○筆記試験概要
・小設問(短文回答方式:75分間に20問) 配点60点
・規格理解度問題及び小論文(記述方式:45分) 配点20点
○合格基準
・筆記試験 70%以上
・研修態度 50%以上
※教科書持込可の場合もあります。 |
| スケジュール |
・随時開催 講習日は、各研修機関によって異なります。 |
| 試験会場 |
・講習地などは各研修機関によって異なります。 |
| 受験料 |
・初回申請/12,600円 ・昇格申請/10,500円 |
| 難易度 |
「A」 難関 ・合格率 非公開 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
「環境マネジメントシステム審査員」の資格を取得する方法には近道はありません。まず、JAB認定の教育研修機関で開催する講習会を受け、所定の教育と試験に合格しなければなりません。研修では、講義だけでなく、グループ演習、ロールプレイ、事例研究の他、実用的なサンプル文書の提供等が受講者に課せられます。
合格すれば、JABへ審査員補の登録ができます。ただし審査員補では、審査はできません。審査員には(1)審査員補(2)審査員(3)主任審査員の3段階があり。審
査員補から審査員そして審査員から主任審査員になるためには、実務(審査の立会いなど)が必要になります。
試験問題は、研修機関によって違いますが、大きく分けて一般、規格、監査の3つの分野から出題されます。一般分野では環境問題、環境関連法規、用語など、規格分野ではISO14001の要求事項や監査登録システムなどの問題です。監査分野ではISO19011の監査プロセスや責任、監査の計画、実施、報告書及び監査慣行や行動規範などの問題です。記述式は、監査場面設定による不適合抽出問題や説明型の問題です。
環境マネジメントシステムの審査という仕事は、何が環境に良いか、等ということではなく、まさに「マネジメントシステム」、つまり会社等の経営そのものと言えます。従って、環境のことだけ知っていてもダメで、やはり企業の勤務経験が大きくものを言う、とにかく経験がなければ何もできない世界です。
そのため審査員などの資格取得希望者には、一般社会で管理職やプロジェクトマネージャレベルを5〜10年程度経験した方が向いています。ISOを日常的に取り入れている企業での実務経験があるとさらに有利です。できることならば、JIS
Q 9000ファミリー、及びISO Q 14001の二つの規格の(日本文と英文)の明確な理解があれば申し分ないと思います。
環境保護の観点から、将来的にも有望な資格ですが、 審査員補として登録するための要件の一つである研修の費用は25万円程度かかります。また、審査の対象となるマネジメントシステムが、規格に適合しているかどうかを細かく審査していく仕事であり、ある程度の柔軟性をもち、かつ真面目で正確さを求める人が望まれます。
さらに、改善点を分析してアドバイスする力を身につければ、知識を生かしてコンサルティングをするなど活躍の場を広げることも可能です。審査員の仕事はとても大変ですが、有意義な仕事であり、やりがいはあると思います。
※主に日本でISO14001の認証を取得したい企業は、日本適合性認定協会(JAB)が審査して認定した機関(日本品質保証機構、日本環境認証機構、日本規格協会など31機関)によって審査され、適合ができれば「ISO14001の規格に適合」とJABに登録され、その企業は大々的に「ISO14001認証取得」をアピ−ルできます。
※日本国内の環境マネジメントシステム審査員登録機関には、「CEAR」と「IRCA」があり、どちらに登録するか、あるいは両方に登録するかは、企業の選択になります。どちらが良いというのはありません。
・「CEAR」は、(社)産業環境管理協会 環境マネジメントシステム審査員評価登録センターの略称です。
日本国内での環境マネジメントシステム審査員の登録者数は、こちらが最多です。
詳しくはCEARのホームページ(http://www.jemai.or.jp/CACHE/ems_index.cfm)をご覧ください。
・「IRCA」は、国際審査員登録機構の略称です。本部はロンドンにあり、世界初、最大規模のマネジメントシステム審査員国際登録組織です。 日本事務所は東京にあります。
詳しくはIRCAのホームページ(http://japan.irca.org)をご覧ください。 |
| 通信講座 |
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| 通学スクール |
環境マネジメントシステム(EMS)規格 ISO14000教育・研修セミナー
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| 教材 |
環境マネジメントシステム審査関連教材
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| 問い合わせ先 |
(社)産業環境管理協会 http://www.jemai.or.jp/CACHE/ems_index.cfm
(社)産業環境管理協会 環境マネジメントシステム審査員評価登録センター |
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