刑務官

資格名 刑務官
 資格の種類 国家公務員専門職(高校卒業程度)
資格の概要  刑務官は原則として刑務所、少年刑務所又は拘置所に勤務し、刑務A(男子)は男子の被収容者、刑務B(女子)は女子の被収容者に対し、日常生活の指導や職業訓練の他、刑務所、拘置所等の保安警備などを行います。
現在、全国の刑務所、少年刑務所及び拘置所においては、約17,600人の刑務官が勤務しています。   
勤務地については、本人の希望を考慮して決定し、原則として採用庁を所管する矯正管区の管轄地域内で異動します。

採用試験は、刑務A、刑務A(武道)、刑務B、刑務B(武道)、刑務A(社会人)、刑務B(社会人)の6試験区分から1つを選んで受験します。採用予定がある場合は、同日に刑務官[社会人]試験(40歳未満の者が受験可能)も実施されます。
※Aは男子、Bは女子

◆刑務官資格関連ニュース
・平成26年度国家専門職(高卒程度)(5種類)
   9月実施の5種類の試験の申込者数合計は13,049人 女性の申込者数は2,204人(16.9%)
   そのうち「刑務官」申込者数5,885人(うち女性946人)⇒詳細
試験方式 
   種類 出題数  配点
比率
時間  内容 
第1次試験    基礎能力試験 
(多枝選択式
 40題 4/7 1時間30分 公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
■知能分野 20題
・文章理解 7題 ・課題処理 7題 ・数的処理 4題
・資料解釈 2題
■知識分野 20題
・自然科学 5題 ・人文科学 9題 ・社会科学 6題 
作文試験  1題 1/7 50分 文章による表現力、課題に対する理解力などについての筆記試験
実技試験
【刑務A・B
(武道)のみ】
   柔道又は剣道の実技に関する試験
※ 刑務A(武道)・刑務B(武道)の受験者は第1次試験の作文試験修了後、昼食を取り、午後に実技試験(柔道又は剣道)を行います。
第2次試験     人物試験   2/7 人柄、対人的能力などについての個別面接
(参考として性格検査を実施)
身体検査   合否
のみ
主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、血圧、尿、その他一般内科系検査
身体測定   合否
のみ
身長、体重、視力についての測定
体力検査
【刑務A・B
(武道)以外】
  合否
のみ
上体起こし、立ち幅跳び、反復横跳びによる身体の筋持久力等についての検査
刑務A・B(武道)以外の区分においては、第1次試験の合格は基礎能力試験の結果によって決定。作文試験は第1次合格者を対象として評定した上で、最終合格者の決定に反映。

※平成24年度刑務官採用試験の場合 ⇒こちらを参照
受験資格  ※年齢は第1次試験の日の属する年度の4月1日における年齢が
■刑務/刑務(武道):17歳以上29歳未満の者
■刑務(社会人:40歳未満の者
 試験科目
■刑務/刑務(社会人)
1次試験:基礎能力試験(択一式)、作文試験
2次試験:人物試験(個別面接、性格検査)、身体検査※、身体測定※、体力検査
■刑務(武道)
1次試験:基礎能力試験(択一式)、作文試験、実技(柔道または剣道)
2次試験:人物試験(個別面接、性格検査)、身体検査※、身体測定※
※は合否のみを判定


(1次)
基礎能力試験(多枝選択式) 公務員として必要な基礎的な能力(知能及び知識)についての筆記試験
作文試験 文章による表現力、課題に関する理解力などについての筆記試験 
実技試験/刑務A(武道)、刑務B(武道)のみ 柔道又は剣道の実技に関する試験
(2次)
人物試験 人柄、対人的能力などについての個別面接 
身体検査 主として胸部疾患(胸部エックス線撮影を含む。)、血圧、尿、その他一般内科系検査 
身体測定 身長、体重、視力についての測定 
体力検査/刑務A(武道)、刑務B(武道)を除く 身体の筋持久力(上体起こし)、瞬発力(立ち幅跳び)、敏しょう性(反復横跳び)についての検査 
(注)実技試験の成績に応じて基礎能力試験(多肢選択式)に一定の加点を行った上で、第1次試験の合格者の判定を行います。
スケジュール  ・試験日:(1次試験)9月中旬  (2次試験)10月中旬
・申込期間: 7月中旬〜8月上旬

平成29年度刑務官採用試験日程
・試験日:(一次)平成29年9月17日(日) (二次)10月19日(木)〜10月25日(水)
・受験申請受付:平成29年7月18日(火)〜27日(木)
・合格発表:(一次)平成29年10月11日(水) (二次)平成29年11月21日(火)最終
試験会場  平成29年度刑務官採用試験の場合 ⇒こちらを参照
 受験料 無料
資格 難易度  ・難易度  「B」 普通
・合格率: 平成28年度刑務官採用試験1次試験結果  
          合計申込者数 5,344名 第1次試験合格者数 1,870名  
          第2次試験最終合格者数 942名  ⇒詳細


※参考データ
・平成27年度刑務官採用試験1次試験結果  
          合計申込者数 5,885名 第1次試験合格者数 2,262名  
          第2次試験最終合格者数 1,209名 
・平成26年度刑務官採用試験1次試験結果  
            申込者数 5,885名 第1次試験合格者数 2,011名  
            第2次試験最終合格者数 1,042名  
・平成25年度刑務官採用試験結果
        申込者数 9,922名 第1次試験合格者数 2,352名  最終合格者数 1,243名
・平成24年度刑務官採用試験結果
        申込者数 9,922名 第1次試験合格者数 1,972名  最終合格者数 963名 
 受験対策
 &
資格の将来性
資格試験の難易度は、高校卒業程度の基準(国家公務員採用試験のV種程度)とされており、他の行政公務員試験などと比べれば易しいですが、10倍前後の倍率を考えるとそれほど簡単な試験とは言えないでしょう。
競争率も低く、ねらい目の試験ではありますが、人気が高く、高倍率の試験です。難易度的には、大卒の警察官より少し易しいくらいと考えられます。
仕事はハードなので、知力は当然のことながら、体力が要求されるため、基礎体力作りと、運動神経も養う必要があります。職場環境の厳しさは警察以上かも知れないので、よく仕事について理解を深めた上で受験する方がいいでしょう。
採用試験の内容は、1次試験は筆記試験が国語・数学・社会と作文で出題レベルは高くはありません。簡単な読み書きや数値計算などが出来れば問題はなく、中学2、3年生レベルの知識があれば大丈夫でしょう。 作文試験も表現や文章力が必要ですが、中学卒業程度の文章力があれば問題ありません。  
ただ、2次試験の面接、身体測定・検査、体力測定だけが少し難関です。面接試験では、国や警察関連に批判的であることは好ましくありません。好意的な態度であれば基本的には問題ないでしょう。 

採用後は、まず初任科研修が行われます。初任科研修の2ヶ月程度は全寮制の矯正研修所で憲法・刑法などの法律知識や教育心理学・医学、護身術などを学び、残りの4ヶ月程度は、採用された刑務所での実務研修となります。
その後、刑務所・少年刑務所・拘置所に配属され、被収容者の日常生活の指導や職業訓練、悩み事に対する指導などを通じて矯正を行います。
勤務は、3交代制で夜勤などもあり、刑務所に隣接する官舎に居住することになります。
女性は、基本的には女性刑務所に配属になりますが、九州では鳥栖市の麓刑務所、中国では岩国刑務所か美祢社会復帰促進センターのいずれかで勤務することになります
通信講座   国家公務員(高卒程度)通信講座一覧
通学スクール 国家公務員対策 通学スクール・講座一覧
教材 
問い合わせ先  ・受験に関する問い合わせは「受験案内」
・電話による問い合わせは「人事院人材局試験課」
   電話 03(3581)5311   内線 2332・2935(大学院・大学卒業等程度の試験)
                      内線 2333(高等学校卒業程度の試験)

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