資格名

リビングスタイリスト

資格の種類

民間資格

主催者

日本ライフスタイル協会

資格試験の概要

住生活商品に対する人々の要求は、多様化・個性化しています。機能性、安全性、デザイン性に優れた商品であるだけでなく、癒し、和み、安らぎなどの情趣ある商品を求める人が増えています。リビングスタイリストは、そのような人々の要求に応えられる知識と技能を持った接客販売のプロ(専門家)です。
その他、住生活商品の接客販売はもとより、住宅やリフォームに関わるインテリアやエクステリアのプランニング、販売業務に伴う事務処理、商品計画としての商品管理やアフターサービスなどに携わるリビングスタイリストもいます。

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この資格試験は、住生活商品の販売現場でこのような専門家として十分な活躍ができるように、商品知識と販売技術を身に付けることを目的とした資格試験です。そのため、この資格の取得者は、リビングスタイリストとしての「住生活商品の知識と販売技能」を所持していると判断されることになります。
試験には3級、2級と1級 があり、1級受験は2級合格が条件となります。2級、1級ともにそれぞれ試験に合格すると、その級のリビングスタイリストとして登録され、合格証が交付されます。

2005年に第1回試験が実施されたインテリア資格です。

合格率・資格難易度

難易度
  1級・2級  「C」  やや易しい 
      3級  「D」  易しい

【資格の難易度レベル】
試験問題は、インテリア販売に関する知識に重点がおかれているため、商品知識だけでなく、流通や接客マナーなども含めた販売全体を勉強しておく必要があります。販売関係の経験や知識のない方は、過去問の中でも常識問題を重点的に繰り返し解いて覚えておくといいでしょう。
どの級も試験は難しくありませんが、リビングスタイリスト資格試験公式テキストと過去問を使って、「多様化するニーズに対応するための幅広い知識と接客スキル」の習得を念頭に勉強しておくことが大切です。
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●合格率
  ・令和3年11月度リビングスタイリスト資格試験結果 
第34回 2級試験
 受験者数766名 合格者数603名 合格率78.7%
第15回 3級試験
 受験者数178名 合格者数159名 合格率89.3%
第16回(R4/2月) 1級試験
 受験者数223名 合格者数167名 合格率74.9%

※参考データ
・令和2年11月度リビングスタイリスト資格試験結果 
第32回 2級試験
 受験者数816名 合格者数587名 合格率71.9%
第13回 3級試験
 受験者数250名 合格者数223名 合格率89.2%
第14回(H31/2月) 1級試験
 受験者数126名 合格者数101名 合格率80.2%
・令和元年6月度リビングスタイリスト資格試験結果 
第29回 2級試験
 受験者数608名 合格者数410名 合格率67.4%
第10回 3級試験
 受験者数195名 合格者数174名 合格率89.2%
第13回(H31/2月) 1級試験
 受験者数221名 合格者数155名 合格率70.1%
・平成29年度リビングスタイリスト資格試験結果 
平成29年11月第26回 2級試験
受験者数717名 合格者数488名 合格率68.1%
平成29年11月第7回 3級試験
受験者数279名 合格者数255名 合格率91.4%
平成30年2月第12回 1級試験
受験者数242名 合格者数170名 合格率70.2%

受験対策・学習法ほか

リビングスタイリスト資格試験は、リビングスタイリストとして住生活商品の販売現場で十分な活躍ができるように、商品知識と販売技術を身に付けることを目的としています。
受験者数では女性が7割を占め、そのうち業種別では学生が5割を占めます。また、別の見方では、受験者数の全体の7割が社会人で、2級では約4割が社会人で残りは大学生や専門学校生などが占めています。

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試験では、マーケティングやマーチャンダイジング、店鋪演出といった販売技術に関する問題が約半分出題されています。さらに1級に関しては、やはりより専門的な内容になるということもあって、実際に住生活商品を販売している店舗で働いている専門家が多いようです。
リビングスタイリストの仕事の特徴として、住生活商品の選択や接客販売はもとより、新築客・リフォーム客のインテリアやエクステリアのプランニングから店舗経営まで、幅広い分野に関わることができることです。インテリアショップなどで働き、将来独立されたい方や、インテリア業界に転職・就職を希望される方にはお薦めの資格です。

活躍出来る場所としては、インテリア専門店、百貨店、雑貨ショップ、スーパーマーケット、ホームセンターなど、住生活商品を扱うお店やショールームがになります。また、資格保有者としての「豊富な知識と販売技能」を活かせる場として考えるなら、家具、カーテン、照明、住宅設備、そして寝具、家電、音響などのメーカーや流通店など、住生活商品にかかわるあらゆる分野へ活躍の場が広がる可能性があります。住生活商品に特化した接客販売のプロ(専門家)として、リビングスタイリストは多方面から求められています。

受験資格

2級、1級とも「学歴、年齢、性別、国籍」の制限はありません。ただし、1級受験は2級合格が条件となります。

試験方式

  • 3級
    マークシート方式 試験時間 50分
  • 2級
    マークシート方式 試験時間 1時間30分
  • 1級
    記述式 試験時間  自由(在宅)

※合格ライン:各級とも満点の70%以上

試験科目

【試験のレベルと内容】
・3級
小売流通、接客販売、 ビジネスマナー、家具、照明、アクセサリーなど。
上記のような小売流通に 関する基本を理解していること。
・2級
情報、マーケティング、 法規、設備など。3級の内容に加え、以上のような事柄を十分に理解していること。
・1級(事前課題)
商品調査、競合調査、時事問題など。
2級と3級の内容に加え、以上のような事柄を十分に理解し、技能があること。

スケジュール

●試験日
 
 ・2級 3級 7月上旬頃

2023年度夏期リビングスタイリスト資格試験日程
 

試験会場

・1級(2月) 在宅試験
・2級(7月試験)札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
・2級(11月試験)東京、名古屋、大阪、福岡

受験料

・1級 11,200円(税込)
・2級 6,600円(税込)
・3級 4,800円(税込)

問い合わせ先

一般社団法人 日本ライフスタイル協会
http://www.lifestyle.or.jp/
東京都新宿区西新宿7-16-6
TEL.03-5332-5125/FAX.03-5332-5162

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1級リビングスタイリスト資格試験過去問題(第1回~第4回) 

教材(テキスト・参考書)

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