| 資格名 |
認知症ケア専門士 (正式名称「日本認知症ケア学会認定認知症ケア専門士」) |
| 資格の種類 |
民間資格 ※日本認知症ケア学会が認定する更新制の資格 |
| 資格の概要 |
日本では300万人を超える要介護認定者の約半数にあたる約150万人の方が認知症高齢者と言われており、高齢化が進む現状では、これからもその数は増えていくことが予想されます。一方で、介護士の資格を持つ人が圧倒的に不足しており、深刻な問題となっています。そのような状況の中で、今注目を浴びている資格が、この「認知症ケア専門士」です。
認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、および倫理観を備えた専門技術士を養成し、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設けられた資格制度で、認知症をケアできる団体や施設・機関等に従事している人が対象の資格です。
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| 試験方式 |
1次試験が筆記、2次試験が面接と論述の試験形式。
※1次試験は4分野すべてにおいて70%以上の正答率を有した者を合格とし、2次試験の受験が可能になります。
※2次試験の合格基準は、下記の5つの条件を満たした者が合格者となる。
1. 適切なアセスメントの視点を有している者
2. 認知症を理解している者
3. 適切な介護計画が立てられる者
4. 制度および社会資源を理解している者
5. 認知症の人の倫理的課題を理解している者
※1次試験は単位制であり、1教科の有効期限は5年間。最初の科目を取得した年から最低5年以内に残り科目を取得できれば、1次試験に合格することができます。 |
| 受験資格 |
認知症ケアに関連する施設、団体、機関等において試験実施年の3月31日より過去10年間において3年以上の認知症ケアの実務経験(教育・研究・診療を含む)を有する者。
※ボランティア経験は実務経験に含まれません。 |
| 試験科目 |
●1次試験 各分野50問 / 4分野合計200問(マーク式・五者択一) 出題範囲と内容
(1)認知症ケアの基礎 /60分
・認知症ケアの理念・認知症の人の現状・認知症の医学的特徴・認知症の人の心理的特徴・認知症の人を取り巻く社会的環境・認知症ケアの原理・原則・ケアの担い手・認知症予防・その他上記以外の関連領域
(2)認知症ケアの実際I:総論 /60分
・認知症ケアの視点と目標・コミュニケーションスキル・ケアの実践的プロセス・認知症ケアのアセスメント方法・家族への支援・認知症の人のチームアプローチ・認知症の人と身体拘束、虐待・認知症ケアにおける倫理・事例報告のまとめ方・その他上記以外の関連領域
(3)認知症ケアの実際II:各論 /60分
・身体的兆候の理解と対応・行動・心理症状(BPSD)とその対応・薬物療法の知識・リハビリテーション・非薬物療法
・施設・在宅における環境支援・ターミナルケアのプロセスと対応・その他上記以外の関連領域
(4)認知症ケアにおける社会資源 /60分
・認知症の人にとっての社会資源・認知症の人に対するフォーマルケア・認知症の人に対するインフォーマルケア・認知症の相談窓口・地域での認知症高齢者の支援・その他上記以外の関連領域
●2次試験
<論述>
・「認定委員会」から出題される事例について,論述用紙に自分の意見を記述し,第2次試験受験申請期間に他書類とあわせて提出する。
<面接>
・6人を1グループとした集団面接 約20分
※当日提示されたテーマに則した1分間スピーチとディスカッション |
| スケジュール |
試験の実施は年1回。 筆記試験は夏、面接試験は秋に実施される。 |
| 難易度 |
「C」やや易 合格率 50%前後 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的とした「認定認知症ケア専門士」制度は平成17年の発足しました。資格の名称は「日本認知症ケア学会認定
認知症ケア専門士」と、「日本認知症ケア学会認定 上級認知症ケア専門士」。
このうち「上級認知症ケア専門士」は認知症ケアに関する深い知識と技能の習得を背景に現場で認知症ケアのリーダーとしてチームアプローチ、スーパーバイズ、ならび
にコーチングの技能を身につけた認知症ケア専門士です。認知症ケア専門士としての経験が3年以上あり、かつ取得単位が30単位以上の者しか受験できません。
「認知症ケア専門士」の試験は「基礎」「実際I総論」「実際II各論」「社会資源」の4科目全て7割以上正解しないと合格しませんが、認定テキストを十分に読んで、理解しておけばそれほど難しくはないと思います。特に過去問を十分にやっておくことです。試験は1次に比べて2次は簡単、2次で落ちることはほとんどいません。
1次試験の科目では保険制度などの問題も出る「社会資源」は実務経験がある人でも対象外の内容なので少し難しいでしょう。平均的な試験の難易度は介護福祉士よりは易しいレベルです。試験の特徴は広く浅く、が介護福祉士で狭くて深く、が認知症ケア専門士と言えます。
試験対策は、日本認知症ケア学会の「認知症ケア専門士標準テキスト 」で勉強するしか他にないだろう。
二次試験用としては「改訂・認知症ケア事例集 」がある。認知症ケアに関する基本的なことの出題が中心なので、出題範囲にそって勉強をすることが一番です。その他には、予想問題は「りんくる」中央法規 という雑誌にも掲載されている。
それでも自信の持てない人は協会の受験対策講座があります。認知症ケア学会が主催でおこなっている対策講座で、模擬試験や過去問題をやるのでずいぶん勉強になります。
※介護福祉士やケアマネージャー、ホームヘルパー、看護婦などに試験の受験者が多い。 |
| 通信講座 |
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| 通学スクール |
認知症ケア専門士受験対策講座 |
| 問い合わせ先 |
認知症ケア専門士公式サイト http://www.yume-net.ne.jp/dome/chihocare/senmonsi/Asenmonsi.htm |
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