パソコン整備士


資格名 パソコン整備士
 資格の種類 民間資格        主催 内閣府認定 特定非営利活動法人パソコン整備士協会
資格の概要  パソコン整備士認定試験は、パソコン整備士協会が主催する情報処理技術系の資格試験ですが、パソコン整備士として認定されるには、認定試験に合格したのち、パソコン整備士協会に活動会員として入会する必要があります。
この資格は、情報処理技術者試験と同様に業務独占資格や名称独占資格でないため、仕事には合格者でなければできないという業務はありません。

仕事は、パソコンの故障診断やトラブル解消、ユーザーへのアドバイスなどを行います。
資格試験の種類は、1級(パソコン整備士)、2級(パソコン整備副士)、3級(パソコン診断士)と3種類あり、試験名称は全部パソコン整備士試験であるが、厳密には1級合格者だけがパソコン整備士と呼ばれます。

  <級と資格取得のレベル>
呼称 レベル
1級 パソコン整備士 パソコンのハード・ソフトの理解が十分あり、倫理規定を理解し実践している人。
パソコンメンテナンス業務の企業経営が出来る資格者。
2級 パソコン整備副士 パソコントラブルの際にアドバイスやメンテナンスができる人。
3級 パソコン診断士 基本的なパソコンに関する知識を持ち、他の人に指導が出来る人。

試験方式  ●試験形式 CBT(Computer Based Testing)方式  多岐選択式
・1級 選択80問中64問以上正解で合格。公式テキストから70% 応用問題(公式テキスト外)30%の出題。
・2級 選択80問中56問以上正解で合格。公式テキストから70% 応用問題(公式テキスト外)30%の出題。
・3級 選択80問中56問以上正解で合格。公式テキストから80% 応用問題(公式テキスト外)20%の出題。
※試験時間は1級、2級、3級のいづれも90分。
※試験は3級から1級まで順次受験しなくてはなりません。
※試験問題はパソコン整備士協会が発売する公式テキストから出題される。
受験資格  ・3級 誰でも受験できる。
・2級 3級合格者
・1級 2級合格者
 試験科目 <試験の出題範囲>
・1級
  サーバ構成 サーバ運用と保守 ネットワーク 情報管理 トラブルシューティング
・2級
  パソコンの基本設定 ホームネットワーク インターネットセキュリティ トラブルシューティング 法令の遵守
・3級
  パソコンのハードウェア パソコンのソフトウェア インターネットへの接続 インターネットセキュリティ 
  トラブル対応 情報倫理
スケジュール  【受験から認定までの流れ】
・コンピュータによる試験で、全国に設置された会場で1年中、都合の良い受験会場と日時を選んで受験できます。
・受験手続きは、試験を委託している株式会社CBTソリューションズのホームページより。
試験会場  ・随時 (試験会場は全国47都道府県にあります) ⇒ 詳細
受験料  ・1級・2級・3級  各6,480円(税込み)
難易度  ・難易度 1級 「B」普通    2級 「C」やや易
・合格率 2013年度試験結果
     合格率 3級 81.9%(受験者数2,254名)  2級 41.6%(受験者数1,623名)  1級 14.2%(受験者数120名)

※参考データ
・平成22年度試験結果
  5月試験 受験者数2,194名  合格者数1,088名  合格率49.6%
 11月試験 受験者数2,093名  合格者数1,273名  合格率60.8%
  試験のポイント

一口ガイド
・3級
試験の80%が公式テキストから出題されるので、まずしっかりとテキストを理解することが大切。また、パソコンに触れて、テキストを見ながら実際に操作することで理解することが合格の近道になります。
出題内容では、ハードソフトの基礎的な知識、個人情報の保護といった倫理規定が出題されます。
応用問題が20%出題されますが、パソコンの雑誌を読んだりして、パソコンのスペック表の内容についてや、最新の技術情報などについ て理解しておくとよいでしょう。基準ではパソコンが故障しているのかどうかを判断できるスキルが必要とされています。

・2級
公式テキストから70%、応用問題として30%出題されます。2級も、3級と同様、基本はテキストを十分に理解することです。2級の試験では、3級の出題内容に加えて、これをさらに高度にしたもので、BIOSの設定などが追加されます。2級と3級については、パソコン整備士協会のHPにサンプル問題が掲載されていますので、確認しておきましょう。
いづれにしても、2級まではそれほど難しい試験ものではありません。自作パソコンを作れるくらいのレベルの方なら、テキストに1、2回目を通せば合格ができるレベルです。
基準では、各パーツの機能やOS(Windows系)のインストール、ネットワーク設定の知識が要求されます。

・1級
1級の試験は公式テキストから70%、応用問題として30%出題されますが、難易度は高くなります。試験対策では、まずテキストを理解することが基本になります。
1級の試験では、パソコンではなくサーバの構成や知識が必要になります。試験問題でもネットワークコンピューティングなどの技術的に高度な内容が加わります。自作PCユーザなら、パソコンを1台組み立てて、サーバOS(Linux)をインストールしたり、RAIDの設定をできるようになれば問題ないと思います。

1級は試験が2次まであり、1次のペーパーテストをクリアすると、2次で実技、面接、小論文がありますが、その2次試験に不合格の場合、次回も1次試験からの受験になるのが少し厳しいです。
また、2次試験では、実際にパソコンを使って整備士としての知識を問われるトラブルシューティングや設定などの実技があります。小論文では800字の原稿用紙に整備士として知っておくべき課題が出題されますが、課題は事前には知らされません。2次試験も1次試験と同様8割以上の正答率が必要なので、合格率もかなり低く、1次試験の合格者ゼロという年もあったくらいです。

2級,3級試験は多岐選択式 80問で記述式がないため難易度はそれ程高くない。内容も3級で8割、2級で7割が公式テキストからの出題となっており、合格ラインも正答率が7割なので取りこぼしがなければ問題ありません。1級は、合格ラインが正答率8割以上で、公式テキストだけの学習ではちょっと難しいレベルです。


尚、「パソコン整備士」と認定されるには、活動会員としてパソコン整備士協会に入会する必要があります。
認定試験合格者が活躍する分野としては、PCのメンテナンス要員、ユーザサポート、インストラクター、情報教育担当、パソコン関連企業、パソコンショップ店員、スクール講師、官公庁・地方自治体のパソコンアドバイザー、小学・中学・高校での情報教育担当者、などがあげられます。顧客と直接接する機会が多いので、パソコン修理のスキルだけでなく、コミュニケーション能力も必要になります。

※パソコン整備士試験に合格すると、パソコン整備士合格者セミナーの受講とパソコン整備士活動会員としての入会が必要となり、以下の費用がかかります。
IDライセンスカード、認定証、整備士手帳 3,000円 入会金 2,000円  年会費 5,000円
※パソコン整備士資格の特徴
「パソコン整備士」には他のベンダー資格などには無い「倫理規定」が存在します。これは企業内に置かれているパソコンの中には 電子メールのような個人の信書に相当するような文書や、社内機密文書などが格納されている事が多く、これを整備する人が、外部でその内容を漏らすようなことが あってはならないという配慮からです。

※「パソコン整備士 2級」試験の難易度レベルと勉強について(目安)
・この分野のある程度の知識は必要な中級者向けの試験と考えてよい。
・実務経験があれば尚良いが、知識をある程度持っている人なら、独学で1〜2ヵ月程度集中して勉強すれば合格できるレベル。
・試験対策はテキストと問題集。まずテキストを各章ごとに理解しながら読みます。特によく分からない専門用語は意味を調べて覚えます。テキストをもう一度読み、その後問題集にかかります。分からなかったところ、間違ったところなどは確実に理解しながら進めます。合格点を十分クリアできるまで繰り返します。
・使える教材:パソコン整備士2級 公式テキスト  パソコン整備士2級試験練習問題集
通信講座   創造力開発センターの「パソコン整備士通信講座」
通学スクール   創造力開発センターの「パソコン整備士通学講座」   
教材 「パソコン整備士」公式テキスト・問題集
問い合わせ先  特定非営利活動法人 パソコン整備士協会     http://www.pc-seibishi.org/jp/intro/intro.php/#top
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2-1 檜ビル6階1号室   
   TEL.03-5577-6182 FAX.03-5577-6183      
 

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