資格名

セールススキル検定試験

資格の種類

民間検定試験

主催者

特定非営利活動法人セールスコーチング協会

資格試験の概要

セールス活動において業績を上げるために必要な能力(マナー、知識、コミュニケーション能力など)を測定し、レベルに応じた級を認定する試験。ヒューマンスキルである「営業力」を標準化し、測定します。総合的な営業力を持つ人材を認定する資格として注目される資格です。今までに培ってきた実力の証明のためにこの試験を活用される方が増えています。試験は、1~3級の3つのレベルがあります。1級合格者は、コンサルティングセールス・マスター認定者として名鑑に登録される。コンサルティングセールスマスターの資格は、5年毎に更新が必要となります。更新は、論文の再提出等を要件とします。

●級別レベル
・3級:セールスを遂行するために必要な基礎的な知識を有すると認められるレベル
・2級:セールスタイプにおいて「全体の8割を売り上げる2割の人材」に該当する実力を有するレベル
・1級:セールスコンピテンシー(能力)を総合的に兼ね備えていること、経験と実績があること、知識とスキルを兼ね備えてことが認められるレベル
●級別受験対象者
・3級:ヒューマンスキルに関心のある人。セールス未経験者や学生も受験可。
・2級:セールススキル検定の3級資格保持者であり、セールスの実務経験が3年以上であること(自己申告)
・1級:セールススキル検定の3級資格保持者であり、セールスの実務経験が3年以上であること(自己申告)

◆ セールススキル検定試験関連情報
・2016年2月から、1級,2級ともに1次試験がコンピューターでの出題(選択式)に変わりました。
これで1級から3級まで1次試験はコンピュータ方式の試験になりましたので、全国200箇所の試験会場で随時、受験が可能となります。尚、2級の2次試験(実技試験)は動画提出の形で実施されます。

合格率・資格難易度

難易度 
  2級・3級   「C」 やや易

【資格の難易度レベル】
3級は、実務経験なしの人や学生を対象にしている資格試験になりますが、2級は3級取得と3年以上の実務経験、また1級は2級取得と5年以上の実務経験が必要となるため1級、2級の取得には実務経験をつけなければならない分、受験まで時間が必要になります。試験自体は、3級の場合でも実務経験がなくても合格率が80%近くになっていることから難易度としてはかなり低い試験と言えます。2級も試験は難しくありません。2級・1級受験にはテキストや対策講座も準備されていますので、不安な方はそれらを活用すればさらに合格は近くなります。
2級の講座では、学科に関してはテキストを中心に過去の出題傾向を踏まえたポイント解説が行われ、実技では準備されたテーマに合わせたロールプレイングによる実技指導が行われます。
2級合格対策講座の受講生の平均合格率は訪問型セールス100%、テレセールス100%(再受験含む)、フォローアップセールス96%となっています。

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●合格率
(2019/02現在、協会が正式公開する合格率) 
 ・3級79.1%後半、
 ・2級平均65%前後で推移しています。
   訪問型セールス73.2%、テレセールス 69.4%、
   フォローアップセールス64.9%
 ・1級50%前後

※参考データ
・2013年10月試験
 3級 79.1%
・2012年10月試験合格率
 3級 77.6% 
 訪問型セールス63.1%、テレセールス58.4% 
 フォローアップセールス70.9%
 1級 42.9%

受験対策・学習法ほか

「営業力」とは、一般的には、顧客と仲良くなる力や論理的なプレゼンテーション力と言われます。しかし、実際 の「営業力」と は、非常に多様な概念で、あらゆる力の総合力だと考えられます。そこで、セールススキル検定は特定のセールス理論や個人のセールス哲学によらない、必要最小限の7つの力量・セールスコンピテンシーを測定し、スコア化、そして認定を行う試験になっていますので、自分の営業力を知りたい人や営業力の向上を目指す方におすすめの検定試験と言えます。

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この検定試験は、級ごとに求められる人材像があり、3級はセールスを遂行するために必要な基礎的な知識を有すること、2級は各セールスタイプにおいて 「全体の8割を売り上げる2割の人材」に該当する実力を有すること、1級は全てのセールスコンピテンシーを習得し、もっとも難易度の高いコンサルティング セールスで高業績を上げる実力を有することと表現されています。
受験対策としては、協会刊行の受験対策テキストがあるので、そのテキストを使って独学で学ぶこともできます。検定試験対応テキストを中心とした学習のほか、協会の試験対策セミナーも開催されているので、それらのセールストレーニングなどを利用した学習も効果があると思います。詳細はホームページにて情報を公開しています。

この検定に合格することで、1人のセールスマンとしての実力を証明することができ、就職・転職などでも大きな武器となるでしょう。その他、この検定は、ビジネスにおける営業力の評価基準、及び能力開発などにもに活用されています。営業は専門職なので、体当たりの努力も必要ですが、体系だった基礎理論をきっちり学んで自分の仕事の裾野をもっと広げておくことも必要です。そういう意味からも今後、注目度が増してくる資格だと思います。

受験資格

●受験には年齢・性別・学歴等の制限はありませんが、1級、2級の認定にはセールスの実務経験が必要です。
・3級:ヒューマンスキルに関心のある人。セールス未経験者や学生も受験可。 
・2級:セールススキル検定の3級資格保持者であり、セールスの実務経験が3年以上であること 
・1級:セールススキル検定の2級資格保持者であり、セールスの実務経験が5年以上であること

試験方式

・3級試験:コンピューターでの出題(選択式、試験時間60分)
・2級試験:訪問型セールス、フォローアップセールス、テレセールスの3部門から1部門を選択
 1次:コンピューターでの出題(選択式、試験時間90分)
 ※訪問型セールスに限り、試験会場への電卓持ち込み可。
 2次:実技試験。課題を収録した動画を提出(年間4回受付)
・1級試験:コンサルティングセールス1部門
 1次:コンピューターでの出題(選択式、試験時間30~60分)
 2次:小論文課題を提出(年間4回受付)

※2級には「訪問型セールス」「テレセールス」「フォローアップセールス」の3つの部門があります。それぞれの部門は、受験科目が異なります。
※各合格者に は「訪問型セールスマスター」「テレセールスマスター」「フォローアップセールスマスター」として認定され、認定証が授与されます。
※1級の認定に当たっては「セールス研究」として論文/小論文の提出が必要です。個人受験の場合は、実技試験の課題をビデオに収録し送付します。
※1級試験はコンサルティングセールスマスター 認定試験として、セールスコーチング協会がプロフェッショナルなセールスパーソンだけに認定する最もレベルの高い資格です。

・合否基準
 3級:182点以上/250点満点 
 2級:450点以上/600点満点(3級試験結果との合算) 
 1級:750点以上/1000点満点(3級、2級試験結果との合算)

試験科目

・セールススキル検定公式テキストを中心に出題されます。
※2級より上は、認定資格別に細かく試験科目、試験内容、合格基準等が決められています。
 詳しい内容はこちらで確認できます。

スケジュール

・3級試験:希望の日時を選択
・2級試験 
 1次試験:希望の日時を選択 (締め切り日までに)
 2次試験:年4回(1月・3月・6月・9月)に課題提出
・1級試験 
 1次試験:希望の日時を選択 (締め切り日までに)
 2次試験:年2回(3月・9月)に小論文提出
※申込み:インターネットからの申込みのみ
※受験申込み・受験方法はJJSテストセンターのサイトで確認ください。

 2023年度セールススキル検定試験日程
  (1級2次)(2級2次)(3級)

試験会場

・3級試験:全国200ヶ所以上の受験会場から希望の日時を選択
・2級試験 
 1次試験:全国200ヶ所以上の受験会場から希望の日時を選択 
 2次試験:年4回(1月・3月・6月・9月)に課題提出期間が設定されます。 
・1級試験 
 1次試験:全国200ヶ所以上の受験会場から希望の日時を選択
 2次試験:年2回(3月・9月)に小論文提出期間が設定されます。 

JJS試験会場の案内

受験料

3級:9,900円
2級:17,600円
1級:22,000円(税込)

問い合わせ先

特定非営利活動法人 セールスコーチング協会
〒141-0031東京都品川区西五反田7-23-11-1104
   03-5759-4077  info@sales-coach.org

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