産業カウンセラー
資格名 産業カウンセラー
 資格の種類 民間資格     ※認定 社団法人日本産業カウンセラー協会
資格の概要  働く人たちが抱えるさまざまな問題に対しての相談に、心理学的手法を用いて応じ、助言を与え、メンタルケアを行い自らの力で解決できるよう援助する心理職資格が産業カウンセラーの主な仕事となります。多数存在する民間の心理士資格の中で知名度が一番高いカウンセラー資格である。試験に合格し、かつ産業カウンセラー協会に資格登録を行うことで、産業カウンセラーを呼称して活動を行うことができる。
試験方式  ・学科試験と実技試験から構成されている。
●学科試験
・5者択一のマークシート方式で40題程度(カウンセリングに関する基礎的問題)
・5者択一のマークシート方式で20題程度(カウンセリングの基本的な事例への対応能力、及び傾聴の技法の対話分析能力を問う問題)
●実技試験
・学科試験実施後、受験者相互によるロールプレイ及び口述試験で、時間は20分程度。
※学科試験及び実技試験それぞれに、おおよそ60%以上の得点で合格となる
※学科試験又は実技試験のいずれか一方が合格点に達した人は、翌年度及び翌々年度の学科試験又は実技試験の免除を受けることができます。
受験資格  以下のいずれかに該当する者。
1.4年制大学学部及び大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する学部又は専攻(課程)の卒業者で あって、次号に定めるA群からG群までの科目において、1科目を2単位以内として10科目以上、20単位以上を取得していることを要する。ただし、D群か らG群の科目による取得単位は6単位以内とする。
2.科目群は以下のとおりとする。
A群:産業カウンセリング、カウンセリング、臨床心理学、心理療法各論(精神分析・行動療法など)などの科目群
B群:カウンセリング演習 カウンセリング実習などの科目群
C群:人格心理学、心理アセスメント法などの科目群
D群:キャリア・カウンセリング、キャリア概論などの科目群
E群:産業心理学、産業・組織心理学、グループダイナミックス、人間関係論などの科目群
F群:労働法令の科目群
G群:精神医学、精神保健、精神衛生、心身医学、ストレス学、職場のメンタルヘルスなどの科目群
3.成年に達した者で、協会若しくは協会が他に委託して行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座又は協会がこれと同 等以上の水準にあるものとして指定した講座を修了した者
 試験科目 1.産業カウンセリング概論
・産業カウンセリングの発展 産業カウンセラーの役割と活動 産業組織と人事労務管理 産業カウンセリングに関わる関係法令
2.カウンセリングの原理及び技法
・カウンセリングの原理 カウンセリングの理論 
3.パーソナリティ理論
・パーソナリティ理論 心理テストの利用 
4.職場のメンタルヘルス
・職場のメンタルヘルス 精神医学概論 危機介入 
5.事例検討
・事例検討 逐語記録作成と対話分析
スケジュール  ・学科試験:毎年1月
・実技試験:毎年1月下旬〜2月上旬
試験会場  全国各地 44か所
受験料  学科試験:10,500円 実技試験:21,000円
難易度  「C」 やや易しい    合格率 学科試験 70%前後 実技試験 80%前後  総合 65%程度
  試験のポイント・一口ガイド 企業や公共機関などの職場で、心理学的な手法を用いてカウンセリングを行う人のこを産業カウンセラーといいます。日本ではカウンセラーの資格は民間の認定資格が多数あるが、その中でも「産業カウンセラー」は知名度が高い資格。働く人たちが抱える問題を、自らの力で解決できるよう援助する専門家を認定します。

産業カウンセラー協会が行う、産業カウンセリング資格取得のための知識・技能を修得する目的で講座が開講されているが、この講座を受講すると、産業カウンセラー試験の受験資格が得られれる。
講習は理論が48時間、実習が81時間、在宅研修(宿題)が約40時間で構成されており、毎年4月から10月の7ヶ月間、主に土曜・日曜に合計約20回開講される。

産業カウンセラー試験には受験資格があります。心理学を専攻した学士や4年以上の実務経験者、協会の認定する養成講座を修了した者などに受験資格がありますが、平成21年4月以降の試験から、この「実務経験」による受験資格が廃止されることが決まりました。
※この試験に関しての受験資格は細かく<a href="http://www.counselor.or.jp/pdfs/examination.pdf" target="_blank">試験規定</a>に定められています。

この資格は、産業カウンセラー資格(旧初級産業カウンセラー)とシニア産業カウンセラー(旧中級産業カウンセラー)に2004 年度に変更され、現在に至ってい ます。これを見ても分かる通り、産業カウンセラーはシニア産業カウンセラーより難易度は当然低く、カウンセラーの基礎の位置づけであるため、試験は基本問題について、テキストを繰り返し読んで理解を深めておくと良い。あまりひねった問題は出題されないが、対話分析だけは比較的難解。
筆記試験対策は、過去問集とテキスト重視で良い。また、実技試験では、受験者はペアを組み、面接官の前で一人がカウンセラー役、もう一人がクライエント役になり5分間ずつカウンセリングを行う。

カウンセラーとしては、臨床心理士が準国家資格のような存在になりつつあり、産業カウンセラーはその価値が相対的が下がっており、カウンセラーとして地位は臨床心理士の方が高い。
そのため、カウンセラーの募集要項には臨床心理士の資格を要求されることが多く、純粋にカウンセラーとして活躍したいなら、臨床心理士の取得を目指した方が近道になる。資格取得者の職種として多いのは医療職と事務職。

※産業カウンセラー養成講座
日本産業カウンセラー協会が行う、産業カウンセリングの為の知識・技能を修得するための講座である。
講習は理論学習が48時間、演習が81時間、在宅研修 (宿題)が約40時間で構成されており、毎年4月から10月の7ヶ月間、主に土曜・日曜に合計約20回開講される。養成講座は7ヵ月間、約20回の講座。
開講日はおもに土曜日と日曜日、一部平日昼間、平日夜間のコースがあります。
通信講座      産業カウンセラー通信講座一覧            産業カウンセラー協会養成講座 問い合わせ先 
通学スクール  
教材 産業カウンセラー試験関連教材
問い合わせ先  (社)日本産業カウンセラー協会    http://www.counselor.or.jp/