歯科技工士

資格名  歯科技工士        
 資格の種類 国家資格          主催 一般財団法人 歯科医療振興財団   文部科学省
資格の概要  歯科技工士は、歯科医師の指示に基づき、歯科治療に必要な歯科技工物の製作・修理・加工を専門とするスペシャリストです。歯科技工は歯科技工士のみに許されている独占業務であり、資格を取得すれば、実力を積んで独立して歯科技工所を開くことも可能です。もちろん歯科医院で活躍することもできます。
健康的な食生活を営むために欠かせない技術者なので、高齢化社会が進むにつれて、医療系資格として歯科技工士への期待も高まると思います。

歯科技工士になるためには、高校卒業後に厚生労働大臣が指定した養成校を卒業し、国家試験受験資格を取得、国家試験に合格すると歯科技工士免許を取得することができます。
尚、国家試験を受けるためには、文部科学大臣指定あるいは厚生労働大臣指定の歯科技工士養成機関で、2年以上の修業をして、所定の課程を全て修了することです。養成施設には、大学・短期大学・専門学校があります。修業年限は、2年制、3年制が中心です。大学のみ4年間の通学が必要となります。また学校には、全日制と夜間制があり、夜間制に通学する場合、修業年限は3年間になります。
試験方式  ●学説試験:全て択一方式で、3肢または4肢選択のマークシート方式  出題数計100問
・午前(小問44問/110分)
1.歯の解剖学
2.顎口腔機能学
3.有床義歯技工学
・午後(小問56問/120分)
4.歯の解剖学
5.矯正歯科技工学
6.小児歯科技工学
7.歯科理工学
8.関係法規

●実地試験
1.歯の配列 (制限時間150分):人工歯を上下顎ともに並べて歯肉を形成する。
2.歯型彫刻 (制限時間60分): 石こうブロックで歯の形を彫刻する。
3.任意問題 (制限時間120分): 当日発表される実技の出題に従い補綴物を製作する。
受験資格  ①文部科学大臣の指定した歯科技工士学校を卒業した者(卒業見込みの者を含む)
②都道府県知事の指定した歯科技工士養成所を卒業した者(卒業見込みの者を含む)
③歯科医師国家試験または歯科医師国家試験予備試験を受けることができる者
④外国の歯科技工士学校もしくは歯科技工士養成所を卒業し、または外国で歯科技工士の免許を受けた者で、厚生労働大臣が①~③と同等以上の知識および技能を有すると認めた者
 試験科目
●出題範囲
・学説
①歯科理工学
②歯の解剖学
③顎口腔機能学
④有床義歯技工学
⑤歯冠修復技工学
⑥矯正歯科技工学
⑦小児歯科技工学
⑧関係法規

・実地
 歯科技工実技
①歯型彫刻 
②ワイヤー屈曲 
③デッサン
スケジュール  ・試験実施時期:2月中旬(年1回)
・受験申込期間:12月中旬~下旬
・結果発表:3月下旬
試験は、例年2月下旬から3月初旬に実施されます。学科試験で1日、実技試験で1日の計2日間で行われ、合否が判定されます。

平成29年度歯科技工士国家試験日程
・試験日:平成30年2月18日(日) 
・受験申請受付:平成29年12月13日(水)~12月22日(金)
・合格発表:平成30年3月28日(金)
試験は学説試験と、実地試験があり、2日に分けて行われます。試験日は2月下旬に行われます。 
 試験会場 北海道、宮城、東京、大阪、福岡
 受験料 36,000円(東京都の場合)
資格 難易度  ・難易度  「D」 易しい
・合格率  平成28年度歯科技工士国家試験結果 ⇒詳細
         合格率97.5%  受験者数1,012名 合格者数987名

※参考データ
・平成27年度歯科技工士国家試験結果
  合格率99.1%  受験者数1,114名 合格者数1,104名
   受験対策
 &
資格の将来性
歯科技工士の国家試験の合格率は、ほぼ100%であり、全国に70校ほどある養成学校に入学することの方が難易度が高いため、まずは養成学校に入ることが大切になります。
歯科技工士の試験合格率がほぼ100%なので 落ちる人はほとんどいませんが、実地試験だけは前もって道具や模型をこしらえておく準備があります。あとは落ち着いてポカミスをしないようにすれば試験は大丈夫でしょう。

養成学校への入学試験に関しては、面接、小論文などの適性試験で落とされる人は少なからずいます。適性試験の内容は専門学校によって違いますので一概には言えませんが、面接ではどこもおおよそ次ような内容になると思います。
1.歯科衛生士になりたい理由。
2.歯科衛生士資格を取得出来たら、どんな歯科衛生士になりたいか。
3.自己紹介。自分の良いところと欠点。

歯科技工士の新卒者として就職をする場合、多くは歯科技工所が就職先となります。歯科技工所は、日本全国に約1万5000ヶ所ほどあります。歯科技工所での仕事は、歯科医院や病院から義歯や詰め物の注文を受けて、製作・納品することが中心になります。また歯科医院に就職する歯科技工士も少なくありません。
一方、歯科衛生士を目指して専門学校に入学したものの、 在学中に挫折して辞める人が多いのも事実です。そういう人たちの多くは、技工士の彫刻の技術や道具がほぼ同じということで、ジュエリーデザイナーやフィギア造形の道へ進む場合が多いようです。

歯科衛生士は女性が多く、また自分の時間を確保しやすいという点からも歯科衛生士や、保育士、介護支援専門員などとのダブルライセンスを目指す人も多いようです。
また、技術さえあれば、仕事内容は歯科医院の指示書によって作るだけなので、個人で仕事を受注できるようになり、独立する人もいます。本格的な高齢化社会が到来すれば、歯の一部を補ったり、失われた歯を復元する歯科技工士の技術は、ますます社会から必要とされるようになると思われます。
通信講座   -
通学スクール 歯科技工士教育機関一覧
教材 
問い合わせ先  ・一般財団法人 歯科医療振興財団    http://www.dc-training.or.jp/index.html
〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目1番20号 歯科医師会館内
 TEL 03(3262)3381 FAX 03(3262)2179
・(東京の場合)東京都福祉保健局   TEL:03-5320-4434
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/

各都道府県にお問い合わせください。

 HOME


Copyright(c)2009資格の難易度All Rights Reserved.