| 資格名 |
葬祭ディレクター |
| 資格の種類 |
民間資格 主催 葬祭ディレクター技能審査協会 制度認定 厚生労働省 |
| 資格の概要 |
資格制度は、葬祭業界に働く人にとって必要な知識や技能のレベルを審査し、認定する制度です。葬祭業界に働く人の、知識・技能の向上を図ることと併せて、社会的地位の向上を図ることを目的としています。
平成8年3月に厚生労働省に資格制度の認定を受け、資格試験の実施と認定を協会が行っています。試験の受験級は1級と2級があり、資格所有者は合計で20,000人(2009年現在)を超えています。 但し、葬祭業の従事に当たってこの資格取得の義務はありません。
葬祭サービスに求められることは深く、広くなっており、、消費者の身になり、消費者の視線に立っての、細やかで専門性をもったものが求められています。そのため、葬祭サービスを提供するに相応しい人材であるかを総合的かつ客観的に評価する本制度が重要な役割を担っていると言えます。 |
| 試験方式 |
・学科試験(筆記)と実技試験(作業と筆記)で構成されています。
●1級
・学科(筆記試験) 正誤判定問題50問、多肢選択問題50問、合計100問/試験時間50分
・実技(作業試験)
課題1「幕張装飾」(制限時間7分)
課題2「接遇」(制限時間2分)
課題3「司会」(制限時間6分)
実技筆記試験(5問、解答時間30分)
●2級
・学科(筆記試験) 正誤判定問題25問、多肢選択問題25問 合計50問/試験時間30分
・実技(作業試験)
課題1「幕張装飾」(制限時間7分)
課題2「接遇」(制限時間2分)
課題3「司会」(制限時間4分)
実技筆記試験(5問、解答時間30分)
●合否判定
・学科 70%以上の得点
・実技 作業試験の課題1、課題2、課題3、実技筆記試験の点数を合計して70%以上の得点。
※葬祭ディレクター技能審査には一部合格と一部受験があります。
・一部合格:いずれか一方の科目のみで基準点に達した受験者は一部合格者となり、3年度以内に同じ等級を再受験する場合には、合格している科目の受験と合格科目の受験料が免除になります。
・一部受験:最初から学科のみ、又は実技試験のみを受験すること。 |
| 受験資格 |
・2級 受験年の9月30日現在で、葬祭実務経験を2年以上有する者
・1級 受験年の9月30日現在で、葬祭実務経験を5年以上有する者又は、または平成20年度以前に2級合格後2年以上の実務経験を有する者
<実務経験年数について>
※葬祭ディレクター技能審査協会が認定した葬祭教育機関の所定のカリキュラムを修了した者は、実務経験に算入することができます。
※勤労学生の場合を除き、在学中のアルバイトなどの期間は葬祭実務経験年数に算入することはできません。 |
| 試験科目 |
<技能範囲>
1級 全ての葬儀における受注から会場設営、式典運営に至るまでの詳細な知識と技能
2級 個人葬における受注から会場設営、式典運営に至るまでの一般的な知識と技能
1級と2級があり、両方ともマークシート方式の学科試験と3科目の実技試験で構成される。実技試験の3科目とは、式場設営の基礎技術である「幕張り装飾」、適切な案内・進行を行う「司会」、葬儀について説明する「説明実演」である。 |
| スケジュール |
・申込期間 4月中旬〜5月中旬
・本試験 毎年1回 9月頃
・合格発表 11月上旬 |
| 試験会場 |
札幌・仙台・大宮・東京・横浜・名古屋・京都・福岡 |
| 受験料 |
・1級 学科試験 8,000円 実技試験 45,000円
・2級 学科試験 8,000円 実技試験 30,000円 |
| 難易度 |
・難易度 1級 「B」普通 2級 「C」やや易
<平成21年度実績>
・合格率 1級 70.5% 2級 72.0%
1級 受験者 1,324人 合格者 934人
2級 受験者 1,239人 合格者 882人
<平成20年度>
・合格率 1級 65.5% 2級 72.3%
1級 受験者 1,238人 合格者 811人
2級 受験者 1,352人 合格者 978人 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
葬祭業務を行うには、この「葬祭ディレクター」という資格が無くても問題はありませんが、資格を取得していることで会社や社員の信頼度のアップにつながります。試験の合格者は、「1級葬祭ディレクター」、「2級葬祭ディレクター」を名乗ることができ、「葬祭ディレクター」のIDカードを胸につけて業務にあたることができます。
試験は、葬儀の受注や会場設営、式典運営などに必要な知識、能力を試す技能審査ですが、これは主に葬儀社で働いている人を対象とした試験です。受験資格として実務経験を要するため、葬儀社に勤める人が取得することが多いのですが、受験者の中には、さらなるスキルアップを目的とした人もいるようです。また、最近は女性の受験者が増えていのも特徴です。
最近の傾向として、特に実技3課題の試験が合格率下降の原因になり、1級の合格率に低下傾向が続いているようですが、試験のレベルはかなり高くなっています。本試験では1級、2級が合同で行われます。
試験対策は、専門学校も全国で数ヶ所ありますが、参考書、問題集などでの独学が主になります。ただ、実技だけは講座を受講した方が合格しやすいでしょう。
「葬祭ディレクター」は、女性ならではのこまやかな心遣いが生かされる資格でもあり、最近注目されている資格ですが、まだ累計合格者数が2万人程度なので、将来のスキルアップアを狙う人には取得のチャンスではあるでしょう。
資格取得できれば、一般の葬儀社、互助会、JA・生協・共済の葬祭部門などへの就職で資格が活きてくるでしょう。就労は、正社員、契約社員、アルバイトなどの雇用形態があります。
※葬祭ディレクター技能審査協会が認定した平成21年度の葬祭教育認定校
・鶴嶺学園 日本ヒューマンセレモニー専門学校 フューネラルディレクターコース
・駿河台南学園 駿台トラベル&ホテル専門学校 ライフステージプロデュース学科
・東京観光専門学校 フューネラルプロデュース学科 |
| 通信講座 |
|
| 通学スクール |
東京観光専門学校葬祭ディレクターコース |
| 教材 |
葬祭ディレクター技能審査参考教材
|
| 問い合わせ先 |
資格団体名:葬祭ディレクター技能審査協会 http://www.sousai-director.jp
電話:03-3222-5310 |
| |
|