| 資格名 |
地質調査技士 |
| 資格の種類 |
公的資格 主催 社団法人全国地質調査業協会連合会 |
| 資格の概要 |
地質調査技士は、昭和41年に(社)全国地質調査業協会連合会が創設した資格で、建築工事を始める前に地盤を調査し、安全性の確認などを行う専門家です。地質構造・基礎地盤などを調査し、その結果を解析・判定して報告を行います。試験では地質調査に関して、資料収集・計測・ボーリング・管理などを行える技術者の知識と技能を判定します。
現場で実際に機械等の操作を行う「現場調査部門」と、地質調査技術者として現場に関わる「現場技術・管理部門」の2つの部門に分け、さらに「現場技術・管理部門」を3つのコースに細分化し、地質調査コース、土質試験コース、物理探査コースがあります。また、もう一つの部門として「土壌・地下水汚染部門」があり、それぞれの
資格内容に応じた試験が実施されています。
■現場調査部門
・土質コース ・岩盤コース
■現場技術・管理部門
・地質調査コース ・土質試験コース ・物理探査コース
■土壌・地下水汚染部門 |
| 試験方式 |
・試験方式は筆記試験と口述試験で構成されています。
●現場調査部門
・筆記試験 土質コースと岩盤コースがあり、願書提出時に選択する。
基礎知識、現場、専門技術、調査技術の理解度、管理技法、記述問題
・口頭試験
地質調査技士として必要な知識、経験等、実務経歴に基づいた経験、実務、技能を中心に試問がある
●現場技術・管理部門 ※筆記試験のみ
・筆記試験 四肢択一式
社会一般、建設行政などの知識、地質、土木・建設などの知識、現場・専門技術の知識、調査技術の理解度
解析手法、設計・施工への適用、管理技法、入札・契約制度、仕様書などの知識
・記述式
現場技術に関わる問題、地質調査技術に関わる問題、建設一般に関わる問題
●土壌・地下水汚染部門 ※筆記試験のみ
・筆記試験 四肢択一式
社会一般・環境行政などの知識、地質、土木・建築、化学の知識、現場・専門技術の知識(1)、現場・専門技術 の知識(2)、化学分析、地盤解析などの理解度、管理技法、土壌地下水汚染修復技術の基礎知識
・記述式
現場技術に関わる問題、土壌・地下水汚染調査・修復技術に関わる問題・ |
| 受験資格 |
●現場調査部門
ボーリング関連機器を操作する実務経験が5年以上(専門学校の指定課程卒業者は2年以上)
●現場技術・管理部門
大学および工業高等専門学校(5年課程)で地質・土木・建築・地球物理学等の課程を卒業した方は関連実務経験3年以上、その他の方は5年または8年以上
●土壌・地下水汚染部門
大学および工業高等専門学校(5年課程)で環境・地質・土木等の課程を卒業した方は関連実務経験3年以上、その他の方は5年または8年以上
※試験の申込みは、受験を希望する試験地の協会事務局へ提出します。 |
| 試験科目 |
●現場調査部門
※土質コース、岩盤コースがあり事前に選択します。
・学科試験
@基礎知識、A現場・専門技術、B調査技術の理解度、C管理技法、D記述式問題
・口頭試験 実務経歴に基き経験、実務の技能的な知識
●現場技術・管理部門
・学科試験
@社会一般、建設行政等、A地質、土木・建築知識、B現場・専門技術の知識、 C調調査技術の理解度、
D解析手法、設計・施工への適用、E管理技法、 F入札・契約、仕様書等の知識
・記述式問題
@現場技術に関わる問題、A地質調査技術に関わる問題、B建設一般に関わる問題
●土壌・地下水汚染部門
・学科試験
@社会一般・環境行政等の知識、A地質、土木・建築、化学の知識、 B現場・専門技術の知識1、
C現場・専門技術の知識2、D化学分析、地盤解析等の理解度、E管理技法、 F土壌・地下水汚染修復技術 の基礎知識
・記述式問題
@現場技術に関わる問題、A土壌・地下水汚染調査・修復技術に関わる問題 |
| スケジュール |
・試験の実施 毎年 7月の第一土曜日又は、第二土曜日
・申込み 4月中旬〜5月中旬
・合格発表 9月中旬 |
| 試験会場 |
札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 |
| 受験料 |
12,600円 |
| 難易度 |
・難易度 「B」 普通
・合格率 (現場調査部門)35〜40% (現場技術・管理部門)30%前後 (土壌・地下水汚染部門)30〜35% |
| 試験のポイント・一口ガイド |
この試験は、現場でボーリングや各種計測などの地質調査を行う技術者のための資格試験であり、対象となる人は、現場調査部門はボーリング・マシンのオペレータなど、ボーリングに関する機器等の操作を行う方。また、現場技術・管理部門は地質調査に関する現場の管理業務、物理探査、土質試験、計測業務などに就いている人。土壌・地下水汚染部門は土壌・地下水汚染調査を含む地質調査に関する現場管理や調査・計測業務を行う方などになります。
この資格の特徴は、世間的よりも役所に認知されていることや入札要件に入っていたりすること。そのため将来性はあるが、試験に関する情報が少ないことです。
試験では、ボーリング調査などのサウンディング試験の知識や解析手法・管理技法の知識などが問われます。
また、過去には建築行政や土木・建築設計の知識、入札契約制度などの問題も出題されるため、幅広い分野での知識が要求されます。
例えば、現場技術・管理部門の出題では、社会一般・建設行政等の知識や地質、土木・建築等の知識、専門技術の知識、調査技術、解析手法、設計・施工への適用、管理技法、入札・契約制度、仕様書等の知識、などが択一問題で問われます。
ただ、レベル的にはコンクリート診断士よりやや易しいレベルで、受験対策は参考書や問題集などできちっと勉強すれば、十分合格できます。
部門別では、現場技術・管理部門の方が現場調査部門より少し難易度が高いようです。地質調査関係の教材では「ボーリングポケットブック(オーム社) 」が一般的で誰でも使いますが、それより「地質調査要領 改訂版―効率的な地質調査を実施するために(全国地質調査業協会連合会) 」からの出題が多いため、特に現場管理部門を受験される方は、こちらの方を読まれることをお薦めします。
社会的信用度も高く、就職や転職に有利であるため、資格取得後は、デベロッパー、ハウスメーカー、官公庁等への地質調査、設計施工管理などで活躍できます。
地質調査技士の資格は、公的工事において現場代理人として指定をするところも多く、将来性も高い資格です。そのため、主にボウリング試験やトンネル工事、土壌改良などの実務に携わる技術者が受験し、取得していることが多いようです。
※地質調査技士の資格は、資格を取得してから、5年ごとに登録更新手続きが必要になります。 登録更新には講習会を受講することが義務付けられており、更新時期が近づくと講習会の案内がきます。 |
| 通信講座 |
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| 通学スクール |
試験前には連合会主催の「事前講習会」が開催されます。 |
| 教材 |
地質調査技士試験対策教材
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| 問い合わせ先 |
全国地質調査業協会連合会 http://www.zenchiren.or.jp/ 〒113-0033 東京都文京区本郷2‐27‐18 本郷BNビル2F
電話:03−3818−7411 |
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