| 資格名 |
中国語日本語通訳検定試験 (中日通検) |
| 資格の種類 |
民間資格 主催 日本通訳協会 |
| 資格の概要 |
日本通訳協会が、中国と日本の合同試験(国際試験)として、2005年よりはじめた日本で唯一の新しい「通訳資格の検定試験」です。日中間のより良いビジネスと交流の進展のための「検定試験」であり、日本人、中国人を問わず実務に役立つビジネスコミュニュケーション能力を証明する資格試験である。
試験は、プロ通訳者(通訳士)を認定する「専門通訳者認定試験(PILE)」と、一般的な交流やビジネスでのコミュニケーション能力を検定する「ビジネスコミュニケーション試験(BCT)」の2つがあります。いずれも、、コミュニケーションを潤滑にさせ文化や歴史の違いなどにも精通している、オーラルコミュニケーション能力を測ることを大前提としている試験です。
「ビジネスコミュニケーション試験(BCT)」は、初級レベルの一般的コミュニケーション能力を計る「2級認定試験」とビジネス分野のコミュニケーション能力を計る中級レベルの「1級認定試験」に分かれます。出題分野は一般生活からビジネスの範囲までカバーし、「2級認定試験」では広く一般的なコミュニケー
ション能力を計り、「1級認定試験」ではビジネスや商談を行えるビジネスコミュニケーションの基本的能力を検定します。
「2級認定試験」では、2級・準2級・3級を認定、「1級認定試験」では1級・準1級を認定します。
また、「専門通訳者認定試験」は、国際会議、政府間交渉、大型のビジネス交渉、その他において、逐次通訳、同時通訳を含めた上級レベルの試験です。専門(プロ)通訳士をめざす人のための、難しい資格試験です。
※「ビジネスコミュニケーション試験(BCT)」の級別レベル
・1級 日中両語間のビジネス会話や商談・交渉などの通訳ができる能力と異文化理解力を持つ。コミュニティ通訳やビジネス通訳ができるレベル。
・準1級 日中両語間の日常会話やビジネス会話などの通訳ができる能力と異文化理解力を持つ。ボランティア通訳やコミュニティ通訳ができるレベル(海外駐在員レベル)。
・2級 日中両語間の簡単な日常会話の通訳ができる能力と異文化理解力を持つ。ボランティア通訳や簡単な仲介通訳ができるレベル(海外部門の要員レベル)。
・準2級 日中両語間の簡単な日常会話や、やや長い話や易しいスピーチの概要をなんとか通訳して伝えることができ始めるレベル。
・3級 日中両語に対する基礎知識を有する。 |
| 試験方式 |
●専門通訳者認定試験(PILE)
・1次試験 テープ審査 ・2次試験 実技試験
●ビジネスコミュニケーション試験(BCT)
・2級認定試験 第1部筆記試験 第2部音声試験
・1級認定試験 第1部音声試験 第2部面接試験
※1級では出題は音声のみ。面接は現役ビジネスマンら実務経験者による。 |
| 受験資格 |
●専門通訳者認定試験(PILE)
・「ビジネスコミュニケーション試験」1級または準1級の資格保持者、または通訳技能検定委員会が同等の力があると認めた者のみ受験することができます。
●ビジネスコミュニケーション試験(BCT)
性別、年齢、学歴、国籍を問いません。
・2級 誰でも受験できる
・1級 2級の認定者(1級認定試験は、2級の認定を受けている人のみ受験できます)
※2級認定5年以内であれば、2級認定試験を再受験せずに、1級認定試験に挑戦することができます。 |
| 試験科目 |
●専門通訳者認定試験(PILE)
・1次試験 テープ審査(テープに録音)
@中日通訳 中国語スピーチ(音声)の一部を日本語へ逐次通訳
A日中通訳 日本語スピーチ(音声)の一部を中国語へ逐次通訳
・2次試験 実技審査(審査員の前で通訳)
@中日通訳 中国語スピーチ(音声)を複数審査員の前で日本語へ逐次通訳および同時通訳
A日中通訳 日本語スピーチ(音声)を複数審査員の前で中国語へ逐次通訳および同時通訳
●ビジネスコミュニケーション試験(BCT)
・2級認定試験
@筆記試験(選択式) 語いと表現、コミュニケーション、内容把握、ビジネス習慣・異文化理解、一般常識
A音声試験(選択式、記述式) 対話の選択、スピーチの選択・主意把握
・1級認定試験
@音声試験(選択式、記述式) 対話の選択、スピーチの選択・主意把握
A面接試験 面接官と日本語・中国語で社会習慣や商習慣の違いをやり取りする
※2級受験者は3級、準2級、2級に、1級受験者は準1級、1級に認定 |
| スケジュール |
●専門通訳者認定試験
・1次試験 3月 ・2次試験 4月に実施
●ビジネスコミュニケーション試験
6月上旬 11月上旬に実施 |
| 試験会場 |
●専門通訳者認定試験
・1次試験 東京・大阪 2次試験 東京 ●ビジネスコミュニケーション試験(BCT)
・東京、大阪、北京、上海、厦門、大連 |
| 受験料 |
●専門通訳者認定試験 18,000円
●ビジネスコミュニケーション試験 1級11,000円 2級8,000円 |
| 難易度 |
・ビジネスコミュニケーション試験 2級 「B」普通
合格率
・ビジネスコミュニケーション試験 1級10%以下、準1級20%以下、2級20〜25%、準2級30%以下、3級25%前後 |
| 試験のポイント・一口ガイド |
中国語の検定試験は多いが、この「中日通検」が他の試験との違うところは、他の試験は、日本人の基本的な中国語力をみることが目的で、実社会での能力、異文化への理解度、商習慣の知識などは問われません。しかし、中日通検は、日中両国民が対象で、それぞれ相手の文化に対する理解度が問われます。
この検定試験は、プロの通訳士を認定する「専門通訳者認定試験(PILE)」とコミュニケーション能力を検定する「ビジネスコミュニケーション試験(BCT)」と2つに大別されます。ビジネスコミュニケーション試験(BCT)は、初級レベルの「2級認定試験」と中級レベルの「1級認定試験」にさらに分かれますが、2級の合格率は25〜30%で、BCT2級〜準2級のレベルが日本語能力試験1級や中国語検定準1級〜2級のレベルとほぼ同じ難易度と思われ、非常に難しい試験です。
例えば、「ビジネスコミュニケーション試験」(BCT)2級認定試験では、日中のビジネスの場面などでおこりやすい誤解やすれ違いをとり上げた「ビジネス習慣・異文化理解」という問題や「一般常識」の問題が出題されます。中国語と日本語の両方が理解できないと答えられない構成の試験になっています。
「ビジネスコミュニケーション試験」(BCT)で認定される級は、1級・準1 級・2級・準2級・3級の5段階ですが、試験は、2級・準2級・3級を認定する「2級認定試験」と1級・準1級を認定する「1級認定試験」の2種類です。
「2級認定試験」を受験し、2級に認定されたら、「1級認定試験」を受験することが可能です。
尚、「専門通訳者認定試験(PILE)」は、旅行業界以外でプロ通訳者として活躍したい人の通訳能力を認定する試験です。国際会議、政府間交渉、大型のビジネス交渉などで必要な逐次通訳、同時通訳の能力を測る上級レベルとなり、ビジネスコミュニケーション試験1級合格者だけが受験できます。
試験の受験者は、中国人と日本人の割合が約2対1くらいの割合です。中国語のコミュニケーション能力を判定してもらいたい人や、大型の商談や国際会議で活躍できる通訳者になりたい人、プロの通訳士として活躍したい。実践的な中国語能力を評価してもらいたい人など、国際社会で活躍を目指す方などに向いた試験と言えます。
能力の目安として、BCT準1級以上の能力で、ビジネス通訳者としてフリーランスで活躍が可能。2級程度の能力なら、ボランティア通訳等として活躍できるでしょう。
いづれにしても、「中日通検」有資格者は中国関連企業内での就職・転職・昇進に有利です。特に準1級以上の合格者は通訳者として極めて需要が高く、フリーの通訳者として独立しやすい資格と言えるでしょう。
中国経済の発展に伴い、合格者への需要がとても高くなっています。 |
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| 問い合わせ先 |
日本通訳協会 中日通検事務局
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-14-18 シミズビル6F
TEL:03-5925-0541 FAX:03-3361-3350 |
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