資格名

事業承継・M&Aエキスパート
(試験名) 事業承継・M&Aエキスパート試験
          (金融業務2級 事業承継・M&Aコース)

資格の種類

民間資格

主催者

一般社団法人金融財政事情研究会

資格試験の概要

「M&Aエキスパート認定制度」は、中小・零細企業の適切・円滑な事業承継・ビジネスマッチングを支援する人材、その中でも事業承継対策の重要な選択肢の一つであるM&A(合併・買収)に精通した人材の養成を推進することによって、中小・零細企業の経営の安定・持続的成長の他、経営者・従業員の生活基盤の安定、ひいては日本経済の持続的発展・成長に資することを目的として創設された資格認定制度です。
M&Aエキスパート認定制度の中で、基礎資格とされる「事業承継・M&Aエキスパート資格」の試験では、中堅・中小企業のオーナー経営者の事業承継及びM&Aについての実態把握と解決に関する基本知識の理解度を測り、習得度を検証する内容になっています。そして、試験の合格者には、「事業承継・M&Aエキスパート」の認定証が発行されます。この試験で想定されている主な受験対象者は、金融機関の渉外・融資担当者、公認会計士・税理士等となっています。
※事業承継・M&Aエキスパートの有資格者は2018年3月時点で18,000名を超えています。

M&Aエキスパート認定制度では、基本的な知識を身につけることができる「事業承継・M&Aエキスパート資格」の他に、その上位資格として、一般社団法人金融財政事情研究会が認定するアドバンス資格の「事業継承シニアエキスパート資格」と、プロフェショナル資格の「M&Aシニアエキスパート資格」があります。



【M&Aエキスパート認定制度】
◆事業承継・M&Aエキスパート資格: (試験名)金融業務2級 事業承継・M&Aコース
事業承継および中小企業M&Aに関する基本的な知識を確認。この試験に合格すると、M&Aシニアエキスパート養成スクールの受講へステップアップが可能。20,000名以上の資格取得者が生まれています。
◆事業継承シニアエキスパート資格
事業承継実務に関する最難関資格。青山財産ネットワークスの豊富な事例に基づいたケーススタディにより、実務ノウハウを習得できます。この試験は2017年10月より開始となりました。
◆M&Aシニアエキスパート資格
中小企業M&A実務に関する難関資格。日本M&Aセンターの豊富な成約実績に基づいたケーススタディにより、実務ノウハウを習得できます。既に2,000名超の方がM&Aシニアエキスパートとして活躍しています。

合格率・資格難易度

難易度 
  「C」   やや易

【資格の難易度レベル】
「事業承継・M&Aエキスパート試験」は、試験範囲の中では会計・税務関係で比較的難度が高い問題も出ますが、全体的な評価は金融の基礎試験なのでそれほど難易度の高い試験ではありません。金融業務に携わっている方で、基礎知識や、経験のある方なら、公式問題集などの教材で一通り確認をしておくくらいで問題ないと思います。推奨されている教材「2019年度版 金融業務2級 事業承継・M&Aコース試験対策問題集」をきちんと理解しながらひと通りやっておけば、合格点(60点以上)をとれるところまではいけるでしょう。
特に、FP技能士やAFPの資格所有者なら、勉強をそれほどせずにでも合格できるレベルです。
それでも不安な方は「公式テキスト+3ヶ月講座」を受講する方法もあります。

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●合格率 
  非公開 (予想)70~75%前後

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受験対策・学習法ほか

「M&Aエキスパート認定制度」は、基本的な知識を身につけることが出来る「事業承継・M&Aエキスパート」と、上級認定資格である「事業承継シニアエキスパート」、「M&Aシニアエキスパート」から構成されます。オーナー経営者様から事業承継の相談を受ける可能性の高い金融機関や会計事務所などの担当者にとって、非常に役立つ資格です。この中の基礎試験「事業承継・M&Aエキスパート」は金財が主催する金融業務能力検定の中の一つ「金融業務2級 事業承継・M&Aコース」です。近年、中堅・中小企業に浸透しているM&Aの進め方やコンサルティングの基本を問う試験になっています。

一方、資格保有者は、2018年3月時点で総計で18,000名を超え、実際に金融機関やコンサルティングの現場で活躍しているだけでなく、資格保有者団体である、「事業承継・M&Aエキスパート協会」を通じて継続的にスキルアップを計っているのが大きな特徴になっています。それは、事業承継・M&Aエキスパートの合格者には日本M&Aセンターと金融財政事情研究会が共同で実施している「M&Aシニアエキスパート養成スクール(認定講座)」の受講資格を得ることができるからなのです。

受験資格

特になし。誰でも受験できます。

試験方式

●試験方式:CBT(Computer-Based Testing)方式
●出題方式:四答択一式30問、事例問題10題の計40問
●試験時間:120分
●合格基準:100点満点の70点以上の得点で合格
●合格発表:試験終了後、その場で合否に係るスコアレポートが渡されます。
※合格者は、試験日の翌日以降、資格認定証をマイページからPDF形式で出力できます。
※法令基準日:2018年4月1日現在で施行されている法令等に基づいて出題されます。
※メモ用紙・筆記用具はテストセンターで貸し出されます。計算問題については、試験画面上に表示される電卓を利用することができます。

試験科目

●試験の範囲は下記の6項目
1. 中小企業の実態・事業承継関連税制
2. 事業承継関連法制
3. 事業承継に潜む問題点・事業承継コンサルティングと事業承継ビジネス
4. 中小企業M&Aの基礎知識・金融機関におけるM&Aの活用
5. 中小企業M&Aの会計・税務・法務
6. 中小企業M&Aの手順

スケジュール

・試験日:受験者自身が予約した日時・テストセンターで受験。
・申込受付:通年実施(2018年4月16日から)
・受付期間:希望する受験日を含む月の3カ月前の月初から受験日の3日前までに予約可能です。
・申込方法:受験案内サイトから申し込みます。
・合格発表:試験終了後、その場で合否に係るスコアレポートが手交されます。
※合格者は、試験日の翌日以降に「事業承継・M&Aエキスパート」の認定証をマイページからPDF形式で出力できます。

試験会場

CBT-SolutionsのWebサイトを参照下さい。
※受験者自身が予約した日時・テストセンターで受験します。

受験料

7,560円(税込)

問い合わせ先

・試験内容について
 一般社団法人金融財政事情研究会 検定センター  
   03-3358-0771
〒160-8529 東京都新宿区荒木町2-3
・試験の申込みについて
 株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 受験サポートセンター
   03-5209-0553

【以下の各項には一部広告が含まれています。】

通信講座・eラーニング

資格認定企業(きんざい)主催の事業承継入門講座(事業承継・M&A3ヶ月コース)

通学スクール・講座

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教材(過去問集)

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教材(テキスト・参考書)

2021年度版 金融業務2級 事業承継・M&Aコース試験問題集

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