造園施工管理技士


資格名 造園施行管理技士        ※試験名:造園施行管理技術検定
 資格の種類 国家資格(名称独占資格)       管轄 国土交通省
資格の概要  近年の屋上緑化・公園・庭園・道路緑化工事等、都市環境整備事業拡大に伴い造園工事の適正な施工の確保を目的に、建設業法施工令が改正され、「造園施工管理技術検定」制度が発足し、この検定合格者に付与される大臣資格です。
この資格は、国土交通省管轄の施工管理技士国家資格のうちの1つで、試験は(財)全国建設研修センターが年1回実施しています。1級と2級のランクがあり、1級は営業所ごとに置かなければならない専任の技術者や工事現場ごとに置かなければならない主任技術者、監理技術者となることがで き、公園や緑地、遊園地などの造園工事の施工計画を作成し、現場の工程管理、資材等の品質管理、作業の安全管理等が業務になります。
2級は建設業法による一般建設業 の営業所における専任技術者や、工事現場における主任技術者になることができ、1級と同様、公園や緑地、遊園地などの造園工事の施工計画を作成し、現場の工程管理、資材等の品質管理、作業の安全管理等の業務を行います。

建設業の許可においても、特定建設業のうち土木工事・建築工事・管工事・鋼構造物工事・舗装工事・電気工事・造園工事の7業種が指定建設業となり、専任の技術者及び監理技術者は、1級施工管理技士等の国家資格者に限定されました。

(参考)
・この資格の保有者は1級・2級とも、社会保険労務士の受験資格が得られます。


◆施工管理技術検定試験に関するニュース
・国土交通省が実施した2級施工管理技術検定試験の受験機会の拡大策が効果を発揮している。高校(指定学科)3年生・卒業生が対象の「学科試験」を2016年度から17歳で受けられるよう受験要件を緩和した結果、全種目で受験者数が前年度を上回った。2017年度は高校在学中の合格者の増加が期待できる2級学科を年2回にして受験機会を増やす。「土木」種目のうち「土木」と、「建築」種目のうち「建築」の2種別が対象。試験日は土木が10月と18年2月、建築が6月と11月となる。(平成20年3月3日)⇒詳細

・建設業法に基づく技術検定は、土木、建築、管工事、電気工事、建設機械、造園の6種目それぞれに1級、2級があり、学科試験と実地試験で構成されており、1級施工管理技士の資格者は監理技術者になれます。しかし、電気通信工事は監理技術者になれる国家資格「施工管理技士」を取得する技術検定が設定されていない業種で、今後、監理技術者の不足が懸念されているため、国土交通省は、電気通信工事に関する新たな国家資格の創設に向け検討を始めることになりました。(平成28年10月21日)⇒詳細

・平成27年度の試験より実務経験要件の見直しが行われます。
    平成27年度試験から「実務経験要件」の見直しが行われることが決まりました ⇒詳細
・国土交通省は、建設業法に基づく技術検定試験の受検資格見直しを官報に告示しました。
    平成26年度試験から「受験資格」が見直されます ⇒ 詳細
・建設業法に基づく技術検定は6種目あり、それぞれ学科試験と実地試験がありますが、今年度より、学科試験に加えて実地試験の合格基準についても試験の実施前に公表されることになりました(平成25年5月29日)
          ⇒建設業法に基づく技術検定の合格基準の公表について(国土交通省)

 
試験方式  ●1級
・学科試験:四肢択一方式で65問出題/2時間40分
・実地   :経験記述(記述式で解答を簡単明瞭にまとめる)
※必須1問、植栽施工必須1問、工程管理・品質管理・安全管理の3問中1問選択

●2級
・学科試験:4肢択一方式で50問出題/2時間15分
・実地   :経験記述/1時間50分
※必須問題1問、記述式問題(必須問題2問)

(合格基準)
・満点中60%以上の得点率(学科試験、実地試験)
受験資格  ● 1級
平成13年度から、所定の実務経験があればだれでも直接1級が受験できるようになりました。
(1)
学歴または資格
造園施工管理に関する実務経験年数
指定学科
指定学科以外
大学卒業後
3年以上
4年6ヵ月以上
短期大学・高等専門学校卒業後
5年以上
7年6ヵ月以上
高等学校卒業後
※10年以上
※11年6ヵ月以上
その他の者
※15年以上
2級造園施工管理
技術検定合格者
 
※2級合格後5年以上
※2級合格後5年未満の場合で下記に該当す る者
短期大学・高等専門学校卒業後

※9年以上
高校卒業後
※9年以上
※10年6ヵ月以上
その他の者
※14年以上
※上記の実務経験年数には,指導監督 的実務経験年 数1年以上を含むことが必要。
※表中で(※)がついている実務経験年数に限っては指導監督的実務経験 として「専任の主任技術者を1年以上経験した者」であれば,必要とされる実 務経験年数が表中の年数よリ2年短縮される。

(2)職業能力開発促進法による技能検定のうち,検定職種を1級の造園とするものに合格した者
1級造園施工管理技術検定学科試験のその年の合 格者および前年度の合格者
技術士法による第二次試験のうち, 建設部門,農業部門(選択科目が農業土木),林業部門 (選択科目が林業または森林土木)に合格した者で1級造園施工管理 技術検定学科試験の受験資格を有する者

●2級
(1)
学歴または資格
造園施工管理に関する実務経験年数
指定学科
指定学科以外
大学卒業後
なし※
1年6カ月以上
短期大学・高等専 門学校卒業後
なし※
3年以上
高等学校卒業後
なし※
4年6ヵ月以上
その他の者
8年以上
※指定学科を修めた者は、大学、短大・高等専門 学校、高等学校の卒業見込時に学科試験のみを受験することができる。実地試験受験の際は所定の実務経験年数が必要です。
また、指定学科を修めた場合であっても、大学卒業後1年以上、短期大学・高等専門学校卒業後2年以上、高校卒業後3年以上経過した後は、学科試験のみを受検する ことはできません。

(2)
2級造園施工管理技術検定学科試験のその年の合 格者および前年度の合格者
技術士法による第二次試験のうち, 建設部門,農業部門(選択科目が農業土木),林業部門 (選択科目が林業または森林土木)に合格した者で2級造園施工管理技術検定学科試験の受験資格を有する者
平成17年度までの造園施工技術者試験に合格し た者であって平成23年度までに行われる2級造園施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で造園施工管理に関する所定の実務経験を有する者

職業能力開発促進法による技能検定のうち,検定職種を1級または2級の造園とするものに合格した者○実務経験
造園工事現場において工事の施工管理に従事した経験年数を言う。
※実務経験年数のうち、1年以上の指導監督的実務経験年数が必要です。
○指定学科
土木工学(農業土木、鉱山土木、森林土木、砂防、治山、緑地又は造園に関する学科を含む)、園芸学、林学、都市工学、交通工学又は建築学に関する学科を言う。
○実地
1次試験の合格者(前年度含む)または、技術士法による第2次試験のうち該当部門に合格した方で、1級学科試験の資格を有する方が受験できます。


(情報)
・国土交通省は11月22日、建設業法に基づく技術検定試験の受検資格見直しを官報に告示しました。
※平成26年度試験から受験資格が見直され緩和され、二級合格者と高校指定学科卒業者は、監理技術者の指導を受けた経験があれば、従来より2年短い実務経験で受験できるようになります。 ⇒ 詳細            
 試験科目 1級、2級共に学科試験と実地で構成されています。

●1級
 【学科試験科目】
・造園原論、造園材料、植栽、造園施設、土木工学、関連工事、測量・設計図書・施工管理、法規
※四肢択一方式で、65問出題され65問全部に解答する。 (試験時間4.5時間)
 【実地】
・経験記述、植栽施工、工程管理、品質管理、安全管理
・記述式で解答を簡単明瞭にまとめる。            (試験時間2.75時間)
※経験記述必須1問、植栽施工必須1問、工程管理・品質管理・安全管理の3問中1問選択
●2級
 【学科試験科目】
・造園原論、造園材料、植栽、造園施設、土木工学、関連工事、測量、契約・設計図書、施工管理、 法規
※4肢択一方式で、50問出題され50問全部に解答します。(試験時間2.5時間)
 【実地】
・経験記述 「工程管理、品質管理、安全管理のいずれかについて」
・記述式問題 「造園材料、植栽、施工管理などについて」        (試験時間2.0時間)
※経験記述(必須問題1問) 記述式問題(必須問題2問)
スケジュール  年1回  
・1級学科  9月上旬頃   ・1級実地 12月上旬頃
・2級学科・実地 11月中旬頃


平成29年度造園施工技術検定1級試験日程
平成29年度造園施工技術検定2級試験日程
・試験日:(1級学科)平成29年9月3日(日)  (1級実地)平成29年12月3日(日)
      (2級学科・実地)平成29年11月19日(日)
・申込受付期間:平成29年5月15日(月)〜29日(月)
・合格発表:
   (1級学科)平成29年10月5日(木) (1級実地)平成30年3月7日(水)
   (2級学科試験のみ申込者)平成30年1月19日(金) (2級学科・実地試験)平成30年3月7日(水)
試験会場  ・1級 札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄の10地区
・2級 札幌、青森、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄の13地区
受験料  ●1級
・ 学科試験 10,400円   ・ 実地試験 10,400円
●2級
・学科・実地試験 10,400円 ・学科試験のみ 5,200円  ・実地試験のみ 5,200円
資格 難易度  ・難易度  1級 「B」普通   2級 「C」やや易
・合格率  平成28年度 1級造園施工管理技術検定試験結果
         1級学科 合格率 53.2%(受験者数3,929名 合格者数2,091名)⇒詳細      
         1級実地 合格率 32.5%(受験者数3,121名 合格者数1,014名) ⇒詳細
      ・平成28年度2級造園施工管理技術検定試験結果 ⇒詳細
         2級学科 合格率 50.4%(受験者数4,218名 合格者数2,126名)
         2級実地 合格率 39.5%(受験者数3,085名 合格者数1,218名)

※参考データ 
・平成27年度 1級造園施工管理技術検定試験結果
         1級学科 合格率 48.1%(受験者数4,187名 合格者数2,015名)      
         1級実地 合格率 36.8%(受験者数2,973名 合格者数1,093名)
・平成27年度2級造園施工管理技術検定試験結果
         2級学科 合格率 59.8%(受験者数4,158名 合格者数2,487名)
         2級実地 合格率 39.5%(受験者数3,280名 合格者数1,296名)
・平成26年度 2級造園施工管理技術検定試験結果
         2級学科 合格率 55.8%(受験者数4,012名 合格者数2,238名) 
         2級実地 合格率 44.1%(受験者数3,036名 合格者数1,339名)
・平成26年度 1級造園施工管理技術検定試験結果
         1級学科 合格率 40.0%(受験者数4,220名 合格者数1,687名)      
         1級実地 合格率 33.8%(合格者数777名) 


【難易度レベル・難易度ランキング】
国家資格である技能検定制度の一つに、都道府県知事が実施する「造園技能士」という資格があります。造園技能士は、造園施工管理技士の受験資格やになっています。どちらも環境系の資格ですが、難易度は造園施工管理技士の方が造園技能士より少し高いようです。
どちらも簡単なそんなに試験ではありませんが、独学でも資格は十分取得可能です。
受験対策
  &
資格の将来性
この資格は、造園工事の監理技術者や主任技術者になるための国家資格です。
1級の学科試験の出題内容は、造園工事に必要な一般的知識が 四肢択一式で65問出題されます。例年、施工管理や土木工学、造園材料、法規などからの出題が多く、試験範囲が広く、かつ難易度もそこそこ高いため、効率良い学習法、万全の受験対策、でのぞむ必要があります。合格ラインは65問中39問以上が必要です。
実地試験は経験記述を含め、すべて記述式解答で、文章記述・穴埋め・穴埋め選択・計算問題など文字や数字で簡潔に解答しなければなりません。経験記述問題では施工管理課題で、工程・安全・品質管理のうち1つが指定されます。


2級の経験記述では、「工程管理」、「品質管理」、「安全管理」のいずれかについて、「工事名」、「工事金額および工期」、「工事概要」、「施工管理項目上の課題」、「対応策」等を、実際に工事をした経験に基づいて記述します。
また、記述式問題では、 造園材料、植栽施工、施工管理などについてごく基本的なことを問う問題が出題されます。「造園施工管理試験完全制覇」 というテキストを3回くらい完全に熟読し、過去問を徹底してやれば2級は在宅で突破できそうですが、できれば専門の学校や通信講座で基礎的な知識や勉強法を習得しておいた方がいいでしょ う。実地のイメージをつけながら勉強できることがメリットになります。

1級対策では、実地試験の「経験記述」は経験した工事から一つに絞って作文し、それを覚えるしか方法yがありませんが、実地も過去問に当たっておくことが大切です。特に樹木の移植については、毎年何らかの形で出題されているので要注意です。
施工管理技士国家試験の中では、難易度は一番低いと言われており、実務経験あれば、独学でもなんとか突破は可能だと思えますが、合格率で見る限りでは、近年では施工管理技士のうちで最難関と言えます。
一般的には、施工管理技士資格として意味を持つのは1級の管理技士からです。1級試験の受験資格として2級施工管理技士資格プラス実務経験が求められるため、2級は1級の資格を取得するためのステップと言えます。

尚、仕事に関しては、1級資格者は指導監督的な立場で仕事を行い、2級取得者は応用能力のある技術者として仕事を行うという違いがあります。自治体が発注する大がかりな造園工事などを請け負って工事を行う場合は、監理技術者の配置が義務づけられており、この役割を指名されるのは1級造園施工管理者だけです。したがって、業界内の評価はとても高くなります。

※1級取得者は、特定建設業「造園」において監理技術者として認められ、経営事項審査の技術者点数5点が与えられます。そのため、土木工事と造園工事の両方の指定を持っている会社は結構多いです。
指名入札などでは、河川公園などは土木と造園の技術者を指定する必要があるので、ダブル取得している有資格は重宝されるわけです。
通信講座   造園施工管理技士 通信講座一覧       (DVD講座)造園施工管理技士通信講座
通学スクール   造園施工管理技士 通学スクール・講座一覧
教材        
売れ筋教材 
問い合わせ先  (財)全国建設研修センター   http://www.jctc.jp/
 〒187-8540 東京都小平市喜平町2-1-2 3号館1F   TEL042(321)1634

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