| 資格名 |
- |
| 資格の種類 |
民間資格 |
| 資格の概要 |
この試験の目的は、情報を効果的に検索し、それを活用するための基礎的知識を客観的に認定し、その能力に対する社会的認識を高めることにあります。試験では、学術情報等を検索し、検索結果の加工や評価、コンピュータ関連のITに関する知識や技能までを問われます。また、応用能力試験では、情報に携わる人々のコンサルティング能力や企画力も併せて問われます。
試験は、「情報検索基礎能力試験」と、「情報検索応用能力試験」があります。情報検索基礎能力試験には「Aコース」と「Bコース」があり、情報検索応用能力試験には、1級と2級があります。
●基礎能力試験 基礎試験は、共通問題および選択問題からなり、選択問題には、AコースとBコースがあり、受験者の目的や能力に合わせて選ぶことができる仕組みとなっています。
・Aコースは図書館情報学や情報学関連を専攻する学生や司書課程を履修する学生、および企業の情報管理部門の担当者などを対象とした試験です。
・Bコースは教養教育の一環として情報リテラシー教育を受けた一般の大学生や社会人などを対象としています。大学の1、2年生で取得可能なレベルになっています。
●応用能力試験(2級)
検索技術の他、情報要求者とのコミュニケーション能力などや情報流通に関する知識と応用力、ITに関する知識、英語能力などが問われる試験になっています。
●応用能力試験(1級)
1級では専門分野別試験を導入しており、専門分野として、「ライフサイエンス」、「化学」、「特許」、「ビジネス」の4分野のほかに「総合」を設け、合計5分野を設定しています。
試験の対象は、情報管理部門のマネージャー、図書館のレファレンス担当者などで、情報関連業務のスペシャリストの能力を認定します。
※分野は試験問題を見た上で決定することができます。ただし、選択する分野は一つとし、前半から後半まで同一分野の問題を解答します。 |
| 試験方式 |
●基礎能力試験
・共通問題と、AとBの2つのコースから選択する選択問題で構成されています。選択問題のAコース は、「情報検索基礎」、Bコースは「情報リテラシー」です。
・試験方式は、マークシート方式の筆記試験(1時間)です。
※基礎試験は、共通問題および選択問題からなり、選択問題には、AコースとBコースがあります。受験者の目的や能力に合わせて選ぶことができる仕組みとなっています。
●応用能力試験(2級)
・試験方式は筆記試験。試験時間は3時間です。
●応用能力試験(1級)
・論文試験および筆記試験による一次試験と、面接による二次試験で構成されています。
・一次試験は、前半の論文試験と後半の筆記試験です。
・二次試験は、3人の面接官による約30分間の面接試験です。
※面接試験は、はじめに、一次試験後半の論文に書いた内容を6分にまとめて、面接官に対してプレゼンテーションをします。残りの時間で面接官がプレゼンテーションの内容などについて質問をします
プレゼンテーションの内容以外に、プレゼンテーション技術・効果、態度などを、採点基準に基づいて採点されます。 |
| 受験資格 |
・基礎能力試験:受験資格はありません。また、情報検索応用能力試験(2級)と同時に受験することもできます。
・応用能力試験(2級):受験資格はありません。
・応用能力試験(1級):2級の合格者のみ受験可能です |
| 試験科目 |
●基礎能力試験 共通問題+選択問題(AコースorBコースを選択)
共
通
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1) 情報の生産と流通に関する知識
・情報の種類、一次情報と二次情報
・情報の収集・整理・蓄積
・情報とデータの組織化
・分類と索引
・情報サービス機関(図書館等)の役割
2) 情報の検索と利用に関する知識
・情報源(データベース含む)の特性とその内容
・情報検索の方法
・情報サービス機関の利用法
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3) コンピュータに関する基礎知識
・ハードウェアのしくみ
・ソフトウェアのしくみ
・コンピュータ通信のしくみ
4) インターネットに関する基礎知識
・電子メール、WWW
・TCP/IP
・サーチエンジン
5) 情報社会に関する基礎知識
・情報政策、情報倫理
・セキュリティ
・知的財産権
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選
択
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A コース:情報検索
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B コース:情報リテラシー
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6) 情報管理に関する知識
・目録記述の規則と標準化
・分類法、索引法、抄録作成法
・シソーラス、件名標目
7) データベースに関する知識
・データベースの歴史と種類
・データベース作成方法
・データベースの提供
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6) 情報の活用に関する知識
・情報の評価
・情報の加工
・情報の発信
7) ソフトウェアの利用
・ワープロ
・表計算ソフト
・プレゼンテーション用ソフト
・DBMS |
●応用能力試験2級 ・ 1級
| 区 分 |
2 級 |
1 級 |
| 情報検索技術に関する知識と実践 |
・情報源の選択能力
・データベースに関する知識
・検索システムに関する知識
・コマンド、検索式、キーワード、
シソーラス等の検索技術に関する一般的
知識
・情報要求者とのコミュニケーション能力
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・情報源の選択および経済的評価能力
・専門別データベースに関する知識
・高度な検索技術の実施能力
・情報要求者とのコミュニケーション能力
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| 主題知識と応用 |
・専門分野の検索主題の解析能力
・出力結果の分析能力
・専門分野のサーチエイドに関する
知識
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・専門分野の主題知識
・専門分野の法規制に関する知識
・専門分野の最新知識の把握
・専門分野周辺領域の主題
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| 情報源と情報流通の知識と応用 |
・情報源に関する一般的知識
・情報の流通に関する一般的知識
・著作権に関する一般的知識
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・専門分野の情報源に関する知識
・データベース構築に関する知識
・著作権に関する知識
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| ITに関する知識 |
・コンピュータに関する知識
・通信技術に関する知識
・インターネットに関する知識
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・通信技術に関する知識
・インターネットに関する知識
・情報セキュリティに関する知識
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| 英語能力 |
・英文データベース出力の解読力
・英文マニュアルの解読力
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・情報検索に関する英文解読力
・主題専門分野の英文解読力
・英語での情報発信能力
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論文執筆および
プレゼンテーション |
・思考過程を簡潔に表現する文章
作成能力
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・小論文執筆能力
・プレゼンテーションメディアの作成能力
・口頭発表能力
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| 教育・指導能力 |
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・ユーザー教育の企画・運営能力
・サーチャー教育の企画・運営能力 |
●出題内容
<応用能力試験(2級)>
・情報検索技術に関するものでは、情報源、データベース、検索システム、具体的な検索技術に加え、情報要求者とのコミュニケーション能力など、また検索主題の解析能力、出力結果の分析能力、サーチエイドの知識などについて。
さらに、情報流通に関する知識と応用力、ITに関する知識、英語能力、さらには文章作成能力を問う問題も出ます。
<応用能力試験(1級)>
・出題の領域は、上記2級と同様ですが、それぞれの領域において問われる知識や応用力のレベルが、より高いところに設定されています。試験では、ユーザー教育、サーチャー教育についての企画など、教育・指導能力も問われます。
・論文試験の課題は試験当日に示されますが主として受験者の考え方を問う内容になります。
・後半試験は、共通問題と専門分野別問題です。共通問題では、広く種々の専門分野に共通した問題が出題されます。また、専門分野別問題では、各専門分野の法規制に関する知識や最新の技術動向なども含め、情報検索業務に関連した高度な専門性が問われます。
・その他に、情報検索関連業務のマネージャーとして必要とされる、ユーザー教育、サーチャー教育についての企画など、教育・指導能力も問われます。
※二次試験の面接では、一次試験の論文課題に関するプレゼンテーション能力を問うほか、一次試験の内容や、情報検索関連業務についての考え方や企画力に関する口頭試問が行われます。 |
| スケジュール |
・基礎 11月第4日曜日
・応用2級 11月第4日曜日
・応用1級(1次) 11月第4日曜日
・応用1級(2次) 2月第3日曜日 |
| 試験会場 |
・基礎試験 東京1、東京2、名古屋、大阪、福岡、つくば、上田
・応用2級・応用1級1次 東京、名古屋、大阪、福岡、つくば
・応用1級2次 東京 |
| 受験料 |
・基礎 4000円
・応用2級 6000円
・応用1級 10000円 |
| 難易度 |
・難易度 基礎能力試験 「C」やや易
・合格率
(2010年試験結果)
基礎 82.1% 応用(2級)45.4% 応用(1級)28.6% |
| 試験のポイント・一口ガイド |
現代では、情報を収集する能力よりも、むしろ存在する情報をいかに効率的に活用することができるかという能力が重要になっています。そして、情報を効率的に活用するためのツールが情報検索ツールですが、この試験は、その情報検索ツールに関するプロフェッショナルになるための資格であり、これからますます需要が高まり、資格としての価値も高まることが予想されます。ただ、この資格がなければ検索の仕事ができないというわけではありませんが、能力の高さを示すことになるため転職・昇進には有利と言えるでしょう。
●基礎能力試験
データベースやネットワーク上の情報源から情報を検索・入手するための基礎的な知識・技術に加え、 Aコースでは、図書館員などの情報専門家に必要とされる情報検索・情報管理の基礎能力を、
Bコースでは、基本的なレベルの情報(コンピュータ)リテラシー能力を有していることが合格の目安とされています。
また、Aコースについては、情報検索応用能力試験2級への第一ステップとしても位置付けられています。
試験対策は、「情報検索の基礎知識 」(情報科学技術協会編)と、「情報検索の基礎知識 新訂2版」(情報科学技術協会編、2011年7月31日発行)が指定テキストになっているので、このテキストの内容を勉強し、過去問を十分に解いておくことが大切です、他には試験対策セミナー(有料)を受講することも効果的でしょう。
※試験は、大学生から中高年まで幅広い年代の人が受験しています。
※試験問題は、指定のテキストからほとんどが出題されていますので、情報検索やインターネットの基本知識を身につけている人なら問題ないでしょう。出題される問題には図書館の業務で必要な知識の問題も多いようです。
●応用能力試験(2級)
試験の概要および試験範囲を説明した「情報検索応用能力試験2級受験の手引き」という小冊子があり、この中に受験のための学習方法や過去問など、学習に役立つ参考資料などが紹介されていますので、活用しましょう。 ⇒情報検索能力試験 過去の問題
⇒2級受験に役立つ参考資料・サイト・サーチエイド
※2級に合格すれば、情報検索およびその結果の評価、加工に関する知識・技能ならびに企画力およびコンサルティング能力を身に付けていることが認定されます。
※試験の受験者には、養成講座やセミナーなどの受講者か、社内で検索業務を行っている経験者(特に30〜40代)が多いようです。
※問題は、テキストから半分程度出題されています。
※試験対策は、基礎と同じで、テキストと過去問中心になります。独学の場合は、試験対策セミナー(有料)を受講しておく方がいいでしょう。
●応用能力試験(1級)
「総合」では、「総合」以外の4分野にみられるような専門性にとらわれない、幅広い情報検索関連知識、コンサルティング能力、教育・指導能力を問うような問題が出題されています。
また、論文問題では、知識というよりも、受験者の経験や、その経験に基づいた考え方を述べるような課題となります。
※試験の対象者は、情報検索関連分野に関するハイレベルな知識や応用力、エンドユーザーやサーチャーを教育・指導する能力、そしてマネジメント能力を持っている人などになります。
※現代の図書館員には必須の検定試験です。
※試験での辞書・参考書の類の持ち込みは可能です。ただし、受験者の公平を期すため、市販の出版物に限定し、電子媒体は不可です。また冊数は3冊までとなっています。
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| 通信講座 |
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| 通学スクール |
協会のセミナー情報 |
| 教材 |
情報検索能力試験対策教材 協会の出版物案内 |
| 問い合わせ先 |
社団法人 情報科学技術協会
〒112-0002 東京都文京区小石川2-5-7 佐佐木ビル
Tel:03-3813-3791 Fax:03-3813-3793 |
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