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| ■「資格の難易度 A」の資格 全体的には合格率でみると、10%〜20%前後の資格が多く、難易度は「S」ほどではないが、かなりハイレベルな資格ばかりが並び、どれも相当な難関であることは間違いない。 合格には相当な時間と労力、気力が必要。そして勉強漬けの毎日を覚悟しなければならない。当然のことながら、毎日3〜4時間程度の勉強は苦にせず、こなせる集中力と知識、体力がないと合格はおぼつかない。 また、このレベルの資格試験を合格するためには、集中して「勉強」するための自分の「型」が必要だろう。学習を始めたら、早い時期に、自分の勉強のペースと型にはめて、生活リズムを考えてて臨むことが求められる。 一方、試験の方は環境・技術・工業系資格以外は、記憶力を求められる試験が多いので、早い時期に自分の学習ペースに持ち込めるかがカギになる。在宅での学習でも、スクールの場合でも綿密な学習計画と履歴管理が必要。特に通信講座など、在宅で勉強する人は、モチベーションの維持も勉強方法と並び重要項目の一つであることは言うまでもないが、資格専門学校などの情報収集につとめ、公開模擬試験などには積極的に参加することも大切。今の自分の位置と状況を把握せずに失敗する人も多い、ということを知っておこう。 難易度「A」の資格の中でも最難関資格といえば、先端事例の知識が必須の「知的財産管理技能検定1級」だろう。この試験は04年にスタートしたが、合格基準が厳しく、第1回試験では346人の受験者に対して合格者は19人であった。同じ知的財産関連の資格である、難易度「S」の弁理士試験並みに難しいと言われた。一方、社会人に人気で広範囲の知識が問われる「中小企業診断士」や「社会保険労務士」のグループも難易度「A」に入る。ここには、2級と比べると格段に難度が増す各種検定の1級も含まれる。 「福祉住環境コーディネーター」や「日商簿記の1級」も難関試験の一つ。なかなか合格できない試験のため、資格取得者は高く評価される。また、「気象予報士」もかなり難しい資格だが、その知識が生かせる仕事は意外に少なく、「取ってはみたけれど」という人が多いのが実情である。 一方、単純に合格率だけで比較した場合の最難関は「福祉住環境コーディネーター1級」、もしくは「通訳技能検定1級」(1%)である。「福祉住環境コーディネーター1級」の試験は、最近はやや軟化したが、今までは2000人余りが受験し、合格者はわずか30人ほどだった(合格率1.5%前後)。ただ、現在でも合格率は6%を切るほどで、受験者は1級の場合、建築士の受験者が多いようだ。また、合格率で見れば2004年の「通訳技能検定1級」は96人が受験し、合格者はたった1人だった(合格率1%)。 いづれにしても、特に医療や福祉、建築の3分野に関しては、どの資格試験も現場経験を前提とした難易度の高い応用問題が出題されるため、いずれかの分野で専門的な知識・スキルを持っていなければ合格は難しい。IT・情報系資格に関しては、平成21年度の制度改定でITストラテジストとプロジェクトマネージャの2つは、ITスキル標準の想定レベルがレベル5からレベル4に下がったことになっていますが、実際はそれほど下がったような感じはないよです。「応用情報技術者」は、難易度も高く、特にプログラマーの方には王道の資格、しかし、IT初心者が初受験で合格できるほど難易度は低くありません。「ITサービスマネージャ」はシステムの管理、運用技術に関する資格の中で、最高峰の資格です。 |
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