語学系
    
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語学系の資格にはさまざまな種類がありますが、その中で「通訳案内士」は語学で唯一の国家資格です。
「実用英語技能検定(英検)」や「日商ビジネス英語検定」、「工業英検」、「日本語能力試験」などは公的資格に分類されます。他は大半が民間資格です。語学別では、英語が資格の種類も多いですが、他にはハングル語、中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などがあります。
語学系の資格で人気があるのは何と言っても「TOEIC」が一番でしょう。特に就職対策などでは「TOEIC」のハイスコアをもっていると絶対有利です。英語以外の語学系資格で注目されるのは中国語系、韓国語系です。特に中国語系は需要もこれからも増すはずです。それ以外の語学は専門的な分野と見られがちなので、専門分野以外では転職、就職にはあまり高い評価を受けることはないようです。
2020年東京五輪に向けて張り切っているのは選手や都職員ばかりではありません。外国人観光客のガイドを主な仕事とする「通訳案内士」も7年後を心待ちにしています。2016年4月1日現在の通訳案内士登録者数は20,747名、それに対し、合格率15%の通訳案内士の試験は年1回。英語の場合の試験の難易度は英検1級レベルの難関試験。英会話教室などにも問い合わせが急増していると言われますが、果たして間に合うのでしょうか。

学習法では、独学で突破できるのは、英検なら2級程度まででしょう。語学資格はリスニングやスピーキングの試験があるため、難易度が上がると、独学では難しくなりますが、最近はDVDやCDが付いた教材も販売されていますので、独学では全くダメということはなくなりました。
難易度では、一般的には「実用英語技能検定」の1級が最上位と思われがちですが、「国連英検特A級」や「通訳案内士」の国家試験の難易度は「英検1級」よりもだいぶん高いと考えて良いでしょう。。(注)「国連英検特A級」は当ページでは未掲載。
※語学系資格の試験日程、試験結果、制度改正、教材などの情報を掲載中です⇒「語学系資格ガイド」

 
 
- ここでチョット一息 -

今、英語教育関係者の間で注目されている、欧州の「CEFR(セファール)」をご存知ですか?
CEFR(セファール)とは、Common European Framework of Reference forLanguages の略称で、「複数の言語(languages)を対象とした学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠」のことで、外国語の熟達度を測る共通のものさしとして、欧州で広く使われている評価方式です。これは絶対的な評価の基準ではなく、ある言語について、「言葉を使って何ができるか(CAN-DOリスト)」を6段階に分けて具体的に細かく記述した「参照枠」になっています。

CEFR(セファール)では、初等中等教育(小・中・高校相当)の外国語の運用能力がA1からC2まで6段階で示されています。
たとえばA(基礎段階の言語使用者)2は、日常的な範囲なら単純な情報交換に応じることができるレベルとされ、またB(自立した言語使用者)2は、専門分野などの抽象的な話題でも理解でき、英語を母語とする人とも普通にやり取りできるレベルというように、具体的に文章で基準が示されています。これに合わせて文部科学省は主要な検定試験について、CEFRとの対照表を作成しました。
それを見ると、たとえば英検2級(高校卒業程度)はCEFRのB1レベルであり、TOEFL iBT(インターネット形式試験)なら57~86のスコアに該当する、というように比較ができます。
ただし、これは各試験の実施団体が公表した資料などに基づいて文科省がまとめたものであり、今後その妥当性なども検証されることになっています。

このように、日本の英語教育の現場でも、CEFR(セファール)は急速に広がりつつあります。昨年、NHK英語講座がレベル分けの基準にCEFRを採用して一躍脚光を浴びました。文部科学省も今、CEFRの日本版(CEFR-J)を作るために動き出しているようです。

(参考データ)
  ⇒主要な検定試験とCEFRとの対照表
  ⇒CEFRのレベルとTOEICテストスコア換算表


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語学系資格の難易度ランキング
難易度 S  
該当資格なし  
 
難易度 A    
 中国語検定試験 1級   1級は難関A。2級以上は専門的な領域で、難易度は大学専攻科卒業レベルです。
 JTA公認翻訳専門職資格試験   高いバイリンガルコミュニケーション力が必要な試験。90分間で約200問を解く。
 通訳案内士  平成28年度より筆記試験免除の対象になる資格が増えました。TOEICは840点以上。
 実用英語技能検定1級  2級以上の試験になると難易度が一気に高くなる。海外留学時の証明試験。
 TEP TEST  受験にはTOEIC400点程度の力があるとよい。すべて記述式試験で、1級は難関。
 GMAT 650点以上  試験内容は大きく分けて、小論文、英語、数学に分かれた難関の総合力試験です。
 実用イタリア語検定 1級   2013年から準2級が新設されました。1級は難関ですがビジネスには2級以上必要。
 ドイツ語技能検定 1級  独検1級合格者は通訳案内士試験の「外国語」筆記試験が免除されます。
 翻訳実務検定 TQE  多言語・多分野では他に類のない国内唯一の翻訳検定試験。プロ翻訳者への道。
 国際英検G-TELP レベル1  現在は個人受験は行われていません。レベル1は英検1級程度で難関試験。
 知的財産翻訳検定 1級  日本で唯一の特許翻訳試験。TOEICのレベルも最低700点は必要で、独学では難。
 IELTS BAND6.0以上  世界中で試験の信頼性と公平性が認められた試験。日本での受験者数も増加。
 ほんやく検定(JTF) 実用レベル2級  翻訳の量でなく上手さが評価される試験。実用レベルは実務経験がないと難しい。
 ハングル能力検定試験 2級  2級以上は難関。通学や通信講座などを利用する方が資格取得の近道と言える。
難易度 B  
 実用英語技能検定準1級  1級は英語教師でも難しいレベル、社会人なら準1級がベストと考えてよい。
 ドイツ語技能検定 準1級   1級と準1級の試験では口述試験が実施され、相当な難関試験です。会話重視。
 観光英語検定試験 1級   試験は筆記、リスニングとも旅行、観光等の分野に絞り込んだ身近な英語力。
 スペイン語技能検定 3級・4級  文科省認定の試験。3級以上は2次試験があり難易度が一気に上がります。
 知的財産翻訳検定 2級  2015年11月より、従来のオンライン受験から電子メール受験に変更になりました。
 TOEIC TEST 700点  2016年5月実施の公開テストから問題の構成と形式が変更になりました。詳細
 TOEFL iBTスコア88-89クラス  4技能の中ではライティングとスピーキングが特に厳しくなるのが一般的です。 
 漢語水平考試(HSK) 基礎3級レベル  HSK中級の6、7、8級クラスで、中国語検定2級よりはやや難易度が高くなります。
 ハングル能力検定試験 準2級   準2級くらいまではハングル語の基礎的な部分の出題が多く、独学でもOK。
 実用イタリア語検定 2級   ビジネスに通用するレベルは2級以上なので、就職や仕事上では評価される。
 ほんやく検定(JTF) 実用レベル3級  2級以上なら翻訳者を目指せるレベルなので、難易度も難関Aで難しい。
 中国語検定試験 2級  2級以上は専門的な領域で難関。試験の単語数は3級の3倍になります。
 ビジネス中国語能力検定試験(BCT)2級  BCT2級で中国語検定試験2級や日本語文章能力検定1級と同じレベル。
 実用フランス語検定 2級・3級  2級レベルは、大学仏語専門課程4年程度で、聞き、話し、書く力も必要。
 中国語コミュニケーション能力検定 600点  採用試験などで加点考慮される場合のレベルは600点以上とされます。
 TOPEC (EngineeringレベルⅡ )   この試験は特に外資系や大手メーカーで就職・昇進に有利とされています。
 国際英検G-TELP レベル2  「公開テスト」(個人受験)は、当面の間、中止し開催しないことが決定されました。
 日本語能力試験(JLPT) N3   日本語を母国語としない人の試験。毎年60万人が受ける世界最大規模の試験です。
 実用イタリア語検定 3級  基礎から学ぶ必要がある人は、スクールや通信講座を利用するのが得策です。
難易度C  
 中国語検定試験 3級  第二外国語として安定した人気があります。受験者数年間6万人、累計約87万人。
 実用英語技能検定(英検)2級  別名「英検」。「聞く、話す、読む、書く」力が測定される試験。海外留学時の証明試験
 ハングル能力検定試験 3級  韓国語能力に関する客観的尺度を示す資格として、この試験が認められています。
 実用イタリア語検定4級・5級  2013年から準2級が新設されました。合格率は2級で30%未満です。
 国際英検G-TELP レベル 3  「公開テスト」(個人受験)は、当面の間、中止し開催しないことが決定されました。
 漢語水平考試(HSK) 基礎2・3級  中国の国家認定試験であるため、中国において中国語力の証明として通用する。
難易度 D  
 観光英語検定試験 3級    試験では空港、交通、ホテル等の実際場面のほか、地理、歴史なども問われます。
 漢字能力検定3級  「漢字力」をつけたいと思う人は多く、進学や企業の採用でも評価されています。
 実用英語検定(英検)3級   別名「英検」。「聞く、話す、読む、書く」力が測定される試験。海外留学時の証明試験
 スペイン語技能検定 6級   文部科学省後援の検定試験。3級以上は実務翻訳士としても仕事ができます。
 国際英検G-TELP レベル4   「公開テスト」(個人受験)は、当面の間、中止し開催しないことが決定されました。

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