総合旅行業務取扱管理者
資格名 総合旅行業務取扱管理者
 資格の種類 国家資格          試験代行機関  日本旅行業協会(JATA)
資格の概要  旅行業務取扱管理者とは旅行業界唯一の国家資格で、総合と国内の2種類がある。
旅行業法第1条(目的)では、営業所毎に最低1人以上の旅行業務取扱管理者試験に合格した者をその営業所の「旅行業務取扱管理者」として選任することが義務付けられている。
資格には国内の旅行業務のみ取り扱える国内旅行業務取扱管理者と、国内と海外の両方の旅行業務を取り扱える総合旅行業務取扱管理者の2種類がある。国内旅行のみ取り扱う営業所には国内旅行業務取扱管理者資格または総合旅行業務取扱管理者資格を持つ者、海外・国内の両方の旅行を取り扱う営業所には総合旅行業務取扱管理者資格を持つ者を選任しなくてはならない。
※旅行会社の営業所で旅行業務に従事する旅行会社の社員にこれらの資格がないと業務に従事できない、という意味ではなく、この資格がないと旅行会社(旅行代理店)が開業できません。
※「国内旅行業務取扱管理者」は、社団法人 全国旅行業協会が試験事務代行機関として実施する資格試験です。 詳しい内容はこちらで参照ください。⇒国内旅行業務取扱管理者
試験方式  マークシート方式 試験時間は120分。
※すべての科目で100点満点中60点以上(海外旅行実務のみ120点、それ以外の科目は60点)を取れば合格となる。
※「国内」試験に合格している者は旅行業法令と国内旅行実務の2科目の受験を免除される。また、前年の「総合」試験で不合格になった者のうち、国内旅行業務、海外旅行業務の2科目が合格点を満たしていれば、その科目のみが免除になる。試験科目の免除についてはこちらで確認出来ます。
受験資格  年齢、国籍等に関係なく、誰でも受験できます
 試験科目 ・以下の4科目。
1.旅行業法及びこれに基づく命令
2.旅行業約款、運送約款及び宿泊約款
配点:約80点 標準旅行業約款、 20点 各種約款
3.国内旅行実務
配点:60点 R・国内主要航空会社・旅館などの運賃料金計算、  40点 国内観光地理
4.海外旅行実務
配点:各40点:国際航空運賃計算、出入国管理法令、出入国に関する実務、海外観光地理、旅行外国語(英語)
スケジュール  試験は年1回、例年10月     合格発表は例年11月下旬ごろ
試験会場  全国8試験地 11試験会場   試験地:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄
※受験者は、試験地の選択はできるが、試験会場を選択することは出来ません。
受験料  6,500円
難易度  「A」 難関     合格率 20.4%(平成20年度) 25.5%(平成21年度)
  試験のポイント・一口ガイド 旅行業務取扱管理者は2種類ありますが、旅行業界で働く者には不可欠な資格といえます。最近では就職に備えて学生が資格取得を目指すケースも多くなっています。
総合旅行業務取扱管理者の試験勉強期間は半年から9ヶ月くらいが目安。また、受験生は、旅行業など実務に従事する人が大半を占める。受験対策は通学の学校利用がやや多いようだが、就職してから職場で研修を受けて受験するというパターンが一番有利なようです。

国内と総合の合格率は、国内は60%程度、総合は15〜20%前後と難易度には格段の差があり、国外の方が圧倒的に難しい。科目も総合の方が1科目多くなっています。
この2つの試験は試験範囲が重なる部分が多く、同じ年で両方合格することも可能であり、国内を先に合格すると、試験科目のうち「旅行業法及びこれに基づく命令」及び「国内旅行実務」の総合の2科目が免除される、ということもあって、専門学校などでは一気に両方の合格を目指すように指導することが多い。

試験では、国内旅行実務の観光地理の分野がこの試験で最も難易度が高い。全国の観光地理にある程度詳しいと有利になる分野である。受験対策は、民間のスクールや通信教育の講座が数多くあり、受講期間は1年程度。また、協会のサイトには、過去問題と解答が掲載されています。

平成21年度 総合旅行業務取扱管理者試験の合格者は全国8地区で3,229名 合格率25.5%であった。受験者の男女比では、国内、総合どちらの試験も女性の受験者の方が多いのが特徴です。また、女性は比較的若い受験者が多く、男性は30代、40代の受験者が多 い傾向があります。

資格試験合格後の活躍の場は旅行業、運輸業、観光業など。旅行会社に勤務して効力を発揮する資格です。

※毎年春ごろ、全国旅行業協会と日本旅行業協会、旅行会社に勤務して5年以上を経過し、そのうち3年以上は海外旅行業務の経験がある人を対象に、4日間にわたる研修を実施しています。
どちらの研修でも数日間の講義を終えた後、修了テストに合格しなければ修了したことにはならなりません。
全国旅行業協会主催の研修をすべて修了すると「国内」試験を受験する際に「国内旅行実務科目」が免除となり、日本旅行業協会主催の研修をすべて修了すると「総合」試験を受験する際に「国内旅行実務」と「海外旅行実務」の科目が免除されます。

 過去問
通信講座   ユーキャンの旅行管理者(総合・国内)講座    産業能率大学の「総合旅行業務取扱管理者資格講座」
通学スクール   総合旅行業務取扱管理者資格講座一覧
教材 総合旅行業務取扱管理者試験対策教材      ※一番売れている「旅行業務取扱管理者試験 対策本」
問い合わせ先  社団法人 日本旅行業協会 試験係     http://www.jata-net.or.jp/